マンションでの子供の足音は「騒音」レベル

アパートやマンションなどの集合住宅に子供と住んでいる人、かなり多いですよね。
集合住宅は戸建て住宅に比べて管理も楽ですし、セキュリティーもしっかりしているものが増えてきてとても人気です。
私もマンションに住んでいるのですが、子供たちに口癖のように言っているのが「走らないで!」「ジャンプしないで!」「下の人に怒られちゃうよ!」というワード。これ、マンションに住んでいる“ママあるある”ですよね?
子供には口うるさくて申し訳ないけど、お隣さんや下の階の人からクレームが来たら嫌ですもん…。平和に生活していくためにはご近所トラブルは起こしたくありません。

そもそも子供の足音ってどのくらいうるさいのでしょう?
騒音」というレベルになってしまうのでしょうか。

防音賃貸住宅を扱う「ラシクラス」によりますと
子供の足音は約50~66デシベルと言われていて、これは騒音と認定されるレベルである55デシベル(昼間の基準。夜間は45デシベル)と同程度か超えてしまう値」
とのことです。

50〜60デシベルというと、エアコンの室外機近くや走行中の車内の音と同じくらいのレベル。ずっと突発的に起こるものとはいえ、日常的に聞いているとやはり不快に感じてしまっても仕方ないですよね。なるべくまわりの人に迷惑をかけないように生活したいと改めて思います。
ちなみに家の中の廊下をバタバタ走る音よりも、過ごす時間が長いリビングでの足音のほうが気になる、という声も多いようです。

参考:防音賃貸ラシクラス
http://rasiclas.com/column-1368.html

   

トラブルになる前に、まずやっておきたいこと

子供の足音によるご近所との騒音トラブルを避けるために、まず親である私たちがやっておくことを考えてみましょう。

まだ引っ越し前の場合、まずは物件探しから。
防音性に優れた建築構造は「鉄筋コンクリート」です。
最近のマンションは多くが鉄筋コンクリートなので大丈夫かとは思いますが、間違いやすいのは「鉄骨構造」。木造と鉄筋の中間である「鉄骨構造」は鉄筋コンクリートよりも音を伝えやすいので注意が必要です。

とはいえ防音性の高い鉄筋コンクリートでも足音などの振動は響きます。
もし可能であれば、引っ越す前に不動産屋に上下や左右の家族構成など聞いておいたほうがいいでしょう。
賃貸物件の場合はもし苦情を入れられた最悪の場合、引っ越すことができますが分譲物件の場合はなかなかそうもいきません。
子供が問題でご近所トラブルにならないためには
・日頃からご近所づきあいをしておく
・引っ越しのときは子供も一緒にあいさつする
これらが大切になってきます。

日常から近所との人間関係を築いておけば、いきなり大きな苦情をいれられたりすることはあまりないでしょう。
日頃から、子供を含めたあいさつなどを交わしておくことが必要です。

   

マンションでできる、子供の足音騒音対策!

まずは苦情を入れられる前に、家庭で対策をしておくことが必要です。
足音が響かないように、マンションでもできる床の対策をいくつかあげてみましょう。

   

ジョイントマットを敷く

小さな赤ちゃんがいる家庭に多い「ジョイントマット」。まだ歩くのが上手じゃない赤ちゃんやおすわりが安定しない赤ちゃんのために、ケガや転倒防止のために使われることが多くあります。
このジョイントマットが意外と防音にも効果的! 敷くと敷かないのとではまったく違うので、もし使えそうな場合は試してみるといいでしょう。

   

スリッパを履く

意外と効果的なのは「スリッパを履く」ということ。スリッパは100均のものでも問題ありません。スリッパを履くだけで直接の足音の振動がないということと、子供の歩きかたも変わるというのが重要。スリッパを履いたまま、あまり走ったりしませんからね。
そして子供って結構スリッパ好きですよね? 子供専用のものを買ってあげれば、喜んで履いてくれるでしょう。
防音のためには床対策だけではなく、生活習慣も大きなポイントとなってきます。

   

こまめに注意する

口うるさい母親と思われるかもしれませんが、走るたび、ジャンプするたびに「下の人に迷惑だからだめだよ」ときちんと注意することが必要です。
順応性の高い子供は意外とすぐに学びます。わが家の子供たちは「忍者のような下に響かない走りかた」をマスターしてしまいましたが……。

   

朝と夜は特に静かにする

昼間は出かけていていない人も、朝や夜は家にいることが多いです。朝と夜はなるべく静かになるよう、特に心がけましょう。
夜は早く寝かせるように努力し、朝も下に響きそうなおもちゃを使うことを避けましょう。
電車や車のおもちゃを床で走らせたり、コマのおもちゃを床でまわしたりするのもかなり響きます。おもちゃによっては使用する時間を決め、制限することをオススメしますよ。

   

実際に苦情がきたら……どうする?

静かな生活を心がけていても、周囲の人には耳障りに聞こえてしまうかもしれません。
実際に苦情が来た場合はどうすればいいのでしょうか?

   

①とにかく謝る

こちらは「大した音じゃないだろうに……」と思っても、苦情を言ってきた人にとってはかなりのストレスかもしれません。まずはとにかく「申し訳ありません。より注意します」とお詫びするのがいいでしょう。
またマンションの場合は時々会う機会があるかもしれないので、軽くでも「いつもすみません」と言付けるのもおすすめです。
そのひと言があるかないかでは、2度目の苦情の有無に大きく関係してくるかもしれませんからね。

   

②防音カーペットを敷く

最近では「防音カーペット」というものが販売されています。これはもう最終手段かと……! 
防音カーペットはそのなかでもタイル地や低反発のふかふか地などいろいろな素材を選ぶことができるのです。
いろいろな種類がある、ということは、マンションで子供の足音に悩む人がいかに多いか、ということがわかりますね。
どれもカーペットが音や振動を吸収してくれるので、かなり子供の足音に効果的なようです。
もしも苦情を入れられてしまったら、この防音カーペットを気になる場所に敷き詰めてみてはいかがでしょう……?
この防音カーペットはホームセンターやインターネットで購入できるので、気になる人はぜひ調べてみてくださいね。

   

家族が平和に過ごせるためにも、ご近所付き合いは大切に


さきほども述べたとおり、賃貸物件ですぐに引っ越しができる場合などはまだいいのですが、分譲物件やなかなか引っ越しができない場合は特に生活音に注意するよう心がけましょう。

実際にマンションに住む人のなかで、子供の足音などによる騒音で裁判になった例もあります。
平成19年に判決された裁判内容は、子供がいる上階の家庭が、階下の夫婦に訴えられたものです。
階下の夫婦はあまりにもうるさい子供の足音により、訴訟を起こしました。これはいきなり裁判になったわけではなく、管理人、管理会社、警察までも介入した後の話です。
訴えられた家庭はこんなに苦情を入れられているのにも関わらず、大きく改善しようとせず、乱暴な言葉さえ吐いたといいます。
改善されない状況と不誠実な態度に我慢の限界をこえた階下の夫婦は訴訟を起こし、30万円の慰謝料が認められました。

これはかなり極端な家庭の話ですが、階下のご夫婦がとてもかわいそうに思います。不眠症になってしまうほどストレスを抱えてしまったとか。
訴えられたほうはもちろん、訴えるほうもかなりのストレスがかかります。裁判が終わった後、この2家族はどうなったのでしょうか。
どちらかが引っ越すならともかく、上下階で生活を続けて行くのはかなり気まずいですし生活しにくいですよね……。

裁判になることは珍しいケースかもしれませんが、そうならないように日頃から気をつけることが大切です。

会ったらあいさつ」この当たり前の行動で、トラブルが防げることもあるでしょう。
トラブルになることがあるかもしれませんが、何かあったときに助けてくれるのもご近所さんかもしれません。

家族みんなが平和に生活していけるように、ご近所付き合いを大切にしていきたいですね。

参考:東京地判
http://www.retio.or.jp/info/pdf/71/71_02.pdf

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