新生児の添い寝は、危険がいっぱい!

生まれたばかりの小さなかわいい赤ちゃん。隣でずっと見ていたいくらいですが、育児はかわいいだけではできません。
新生児のうちは慣れない授乳や環境に、なかなか眠ってくれないこともあります。寝不足が続くとママもツライですよね。
「置くと泣いてしまう」「離れると泣いてしまう」という問題のために、添い寝をしてしまうママも多くいます。
でも新生児の添い寝って、危険なことがたくさんあるんです……!

   

大人と同じベッドで寝ると、窒息死のリスクは40倍

アメリカのセントルイス大学呼吸器科部門の調査によりますと、ベビーベッドで寝ている赤ちゃんが窒息死するリスクは10万人あたり0.63人。一方で大人用のベッドで寝ている赤ちゃんの窒息死リスクは10万人あたり25.5人。40倍もの死亡リスクがあることが判明したのです。

研究グループによると添い寝で赤ちゃんの死亡リスクが上がる原因

・マットレスが柔らかすぎると体がベッドに沈み込んでしまい、呼吸が妨げられる
・顔に布団がかかり呼吸ができなくなる
・親の下敷きになる
・ベッドからの転落死

などが考えられるということ。

赤ちゃんをつぶしてしまう恐れだけじゃなくて、ベッドの素材や固さとも関係してくるよう。
何より大切な赤ちゃんを寝ているうちに死なせてしまうなんて、何としても避けたいですよね。

参考:日経メディカル
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/270502.html

   

新生児の理想的な寝かせかた

「じゃあ新生児はどう寝かせればいいの?」という疑問が出てきます。
赤ちゃんの眠り研究所がオススメする、理想の寝かせかたをあげると以下のとおり。

・夜8時以降は暗い場所へ
・夏場の室温は25〜27度。部屋の冷やしすぎに注意し、冷房の風が赤ちゃんに直接当たらないようにする
・冬場の室温は20〜22度。寒すぎ、温めすぎに注意。
・うつぶせ寝は避ける
・柔らかい寝具は使用しない
・たばこの煙を浴びない環境

そして親の下敷きにならないためにも、できるならベビーベッドを使用して寝かせることをオススメします。そのほうがこちらも安心して眠ることができます。
寝ながら「つぶしてしまうんじゃ……」「ベッドから落ちてしまうんじゃ……」とハラハラしたくないですものね。

ベビー用のマットレスだったら心配いらないと思いますが、マットレスの固さも注意。
親子で安心してゆっくり眠るためには、こんな環境が理想です。

参考:赤ちゃんの眠り研究所
https://www.babysleep.jp/赤ちゃんの眠りの不思議/赤ちゃんが眠るときの環境設定/  

   

赤ちゃんとの添い寝はいつからOK?

「赤ちゃんとの添い寝は○ヶ月からならOK!」という決まりはありません。
ただ「添い寝で起こる事故のリスクが減る」ということを考えると、推奨できるのは「自分で動けるようになってから」をオススメします。

人によっては「首がすわったら」「生後1ヶ月たったら」などと言う人もいますが、一般的な考え方の中ではとしては「自分で動けるようになったら」です。

いくら大切なわが子でも、寝ながら腕を子供の顔に当ててしまうかもしれません。お腹の上に足が乗ってしまうかもしれません。布団を顔にかけてしまうかもしれません。
寝ているときは、わからないのです。
だから「自分でその腕をどかせるか」「苦しいときに泣けるか」などを考え、大丈夫そうだなと思ったら添い寝するようにしたほうがいいのではないでしょうか。

きっとその頃は自分で身動きがとれる、寝返りがスムーズにできるようになる頃。うつぶせで寝てしまっても自分で寝返りができれば安心ですからね。
添い寝を開始するタイミングは決まっていませんが、事故を防ぐためにも「もう大丈夫!」と確信を持てる頃からはじめられるといいですね。

   

ダメなことだけじゃない。添い寝にもメリットはある!

ここまでは添い寝のデメリットを多くお伝えしてきましたが、添い寝にはメリットだってあるんです。具体的には以下のとおり。

   

授乳が楽


わざわざ立ち上がってベビーベッドから赤ちゃんを抱っこして下ろす作業。何気ない動作なのですが夜中に何度も行うのは結構きついですよね。
添い寝だとすぐに授乳してあげることができるので、ママも楽です。
私も2人目のときは横になったまま、半分寝たまま授乳していました…。ママの体力回復にはかなり効果的です。

   

安心感がある

横にママが寝ているだけで、赤ちゃんは安心するようです。これだけで夜泣きが少し減ることもあります。ママの体温やぬくもり、近くで感じていたいんですね。
親としてもかわいいわが子の寝顔を隣で見ながら寝られるのは幸せなこと。
ただわが家の娘は一度添い寝してしまったらもう二度とベビーベッドに戻ってくれなくなりました……。そういうこともあるので、ベビーベッドで寝かせたいという人はあまり添い寝しないことをオススメします。

   

異変にすぐ気づく

隣に赤ちゃんがいると、赤ちゃんの異変にすぐに気がつくことができます。吐き戻しなどした場合は特にすぐ気がつくことが大切。嘔吐物が喉に詰まってしまったら大変です。
発熱がある場合も早めに気づくことができますよ。

   

上の子とみんなで寝ることができる

上にお子さんがいる場合は、家族みんなで寝ることができます。寝かしつけも一度に行えるのでとても効率がいい。ただ何より気をつけたいのは、上の子に踏み潰されないようにすること。大人より寝相の悪い子供は赤ちゃんを無意識につぶしてしまう可能性大です。
距離をとったり間にものを置いたりして、対策をとるようにしましょう。

ちなみに日本人(アジア系)は欧米国より添い寝が多いといわれています。ベッド文化に馴染みがなかったり、これらのメリットを考慮した結果なのでしょうね。

   

赤ちゃんと添い寝するときはここに気をつけよう

添い寝にはデメリット、メリット、どちらも多くありました。
それらをよく理解した上で「わが家は添い寝を選ぶ」という場合は以下のことに気をつけるようにしましょう。

   

ベッドの転落防止


ベッドから赤ちゃんが転落しないように、ベッドガードを取りつけたり壁側に寝かせるなど、工夫をしましょう。
気をつけたいのは横だけじゃなく上下も危険だということ。わが家の娘はなぜか気づいたら枕より上にどんどん上がっていき落ちそうになったことがありました。サイドだけじゃなく上下も注意が必要です。

   

マットレスが心配な場合は布団で添い寝


マットレスの固さが柔らかくて心配な場合は、床に布団を敷いて寝るようにしましょう。ベッドよりも固い状態がほとんどだと思います。布団なら落ちてもケガはしないですし安心です。

   

赤ちゃんの顔周りに物や布団を置かない


親が寝ている間に赤ちゃんの顔に物がのったりかかったりしないように、何もおかない状態を作るようにしましょう。窒息の危険をなるべく減らすことが必要です。

   

家族の並びかたにも注意しよう

家族みんなで並んで寝るときは、並び順にも注意が必要です。さきほどもお伝えしましたが、上の子がいる場合は必ず赤ちゃんと隣にしないこと。間に大人が入ることが絶対です。

わが家の場合は2人目(娘)が赤ちゃんのとき、娘を一番壁際にして隣に私が寝ていました。夫は1度寝てしまうと全然起きないような人間……。娘の泣き声くらいじゃ起きません。娘を踏んでも起きない気がしたので、念のため隣は避けました。
家族の並び順、意外と一番大切かもしれませんよ!

   

添い寝に使える便利グッズ!

「たくさん気をつけるポイントはあるけど、添い寝がしたい!」というママのために、最近ではいろいろなアイテムが販売されています。
上手にそれらを利用して夜を過ごしたいですね!

   

ベッドインベッド

その名のとおり「ベッドの中に置くベッド」です。低いながらも壁がある、小さな赤ちゃんのためのベッドです。これがあれば簡単に赤ちゃんをつぶしてしまうことはそうないでしょう(絶対とは言えませんが)。昼間はリビングに持って行ってミニベビーベッドとしても使えますし、物によってはコンパクトに収納してしまえるものもあります。

   

ベッドガード(フェンス)

赤ちゃんのベッドでの転落を防ぐベッドガード(フェンス)。幅や設置方法、高さなどは商品によって異なりますが、転落を防ぐ目的では同じです。外れにくく、隙間の開きにくい商品を選ぶようにしましょう。

   

ママと赤ちゃんが安心安全な眠りを得るために

ひと言で「添い寝はいい!」「添い寝は危ないからダメだ!」と言える問題ではありません。どちらもメリットとデメリットがあって、どちらの意見もわかるのですから。

何より大切なのは「ママ(パパ)と赤ちゃんが安全な環境で安心して眠ること」。
ベビーベッドのほうが安心なのであればそれでいいですし、添い寝のほうが安心できるのでしたらまたそれもよし。
どちらも環境に十分配慮して、その家庭にあった方法を選ぶようにしましょう。

赤ちゃんが小さいのはほんの一瞬。添い寝するかしないかで悩む時期はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
かわいいわが子の寝顔を見ながら、素敵な夜を過ごせるといいですね。

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