アレルギーは年々増えていくと言われています。いつ自分が、子供が発症するかわからないもの。たとえ、自分はアレルギーではなくでも周囲にはアレルギーを持っている人がいるかもしれません。アレルギーについて理解を深めていきましょう!

アレルギーの原因

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アレルギーは、人間の体に備わっている異物を外に追い出そうとする反応(抗原抗体反応)が過剰に働いてしまうために発症します。病原体であるウイルス(抗原)が体内に入ってくると、体はそれを追い出すために抗体をつくるんです。初めて体内に入った抗原の場合、それに対する抗体を作るのに時間がかかってしまい、病原体の力が上回ることで病気の症状が出てしまいます。しかし、二回目以降は、体をその抗原を覚えているので素早く抗体を作ることが可能になり、すぐに追い出していまうため病気の症状は出なかったり弱まったり……。抗原抗体反応はこのようなもので、基本的には体にいいものです。

アレルギーのある人は、卵や花粉など、通常は人間に悪影響を与えないものが体内に入った時にも、それらを追い出そうと抗原抗体反応が出てしまいます。この場合の、抗原抗体反応は体に悪い方向に働いてしまっているということなんです。さらに、家族にアトピー性皮膚炎や、ぜんそくを持っている人は、アレルギーになりやすいといわれており、注意しておきましょう。

アレルギーの種類

アレルギーには4種類の型があります。
この型の中で、例えば食物アレルギーであったり、ぜんそくであったりと分類されていくんです。

●Ⅰ型アレルギー
「即時型」と呼ばれ、アレルゲンが侵入してから短時間で反応が起きるもの。

●Ⅱ型アレルギー
異物を排除しようとする体の反応で、自分の細胞まで破壊してしまい症状が起こるもの。

●Ⅲ型アレルギー
抗原と抗体が結びついてしまい、血液に乗って体中にめぐってしまうことで症状が起こるもの。

●Ⅳ型アレルギー
Ⅰ型に比べ反応が出るのが遅く、1日から2日たった後に症状がでるもの。一般に言われているアレルギーは、ほとんどⅠ型アレルギーとなっており、一部にⅣ型アレルギーが関与していると言われています。

アレルギーの検査方法

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アレルギーの検査方法はいくつか種類があります。アレルギーが関係する子供の主な病気は、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどが上がられますが、発症した病気によって検査方法は少しずつ変わってきます。

血液検査

採血を行い、アレルゲンに対してどれくらい反応するかを調べる検査。アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、気管支ぜんそくの他にも、アレルギー性鼻炎、じんましんの診断の時にも使われます。しかし、月齢の低い赤ちゃんの場合は、アレルギー体質をもっているにも関わらず、検査結果に反映されないこともあるんです。そのため、生後6か月以降に行われることがとても多い検査になります。

皮膚テスト(プリックテスト)

皮膚の上に直接アレルゲン液を置き、即時型反応を起こすかを試すテスト。こちらの検査は月齢が低い場合でも可能な検査なんです。卵や牛乳、小麦、アレルゲン、ダニ、ハウスダストなどの予測されるアレルゲン液を一滴たらしたあとプリック針と呼ばれる針皮膚をひっかいて、皮膚にしみこませます。15分ほどそのままにしておき、皮膚が腫れたり赤くなったりしているかどうか調べ、腫れの大きさによって診断をしていくものです。

食物除去・負荷試験

アレルゲンを除去したり、逆に食べさせたりして症状を確認する検査。どちらも主治医の指導のもと、慎重に行うものになっています。

まとめ

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アレルギーは当事者だけでなく、周りの理解が必要な病気。検査をしてアレルギーが判明した際は、対処法の共有を家族だけでなく保育園や幼稚園、小学校などにも伝えましょうね。また、アレルギーは成長とともに変わっていくものでもあります。年齢とともにアレルギー症状が軽くなったり、アレルギー症状が変わったり……。次の発症につなげないように、適切な治療を行ってくださいね。

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