朝起きて、子供の目が充血し目ヤニがたくさんでていた場合、結膜炎が疑われます。感染力が強いので、適切に対応しないと家族や周りの人にうつしてしまうかもしれません。結膜炎について詳しく知り、正しい対処法を覚えましょう!

子供が結膜炎かも?と思ったら

まずはカンタンにチェックをしてみましょう!

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□目やにの量は普段より多い?
□目は充血している?
□目の裏に水疱がある?
□目をひどくかゆがっている?

どれか1つでも当てはまると結膜炎の可能性があります。すぐに眼科を受診してみましょう。

それともう一つ、「2次感染を防ぐこと」にも気を配れると良いですね。結膜炎は感染力が強いため、家族やおともだちにもうつしてしまいます。結膜炎にかかったら気をつけたいことなので、結膜炎の2次感染を防ぐために自宅でできることについては後ほど詳しく説明しますね。

そもそも結膜炎とは?

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結膜は上下のまぶたの裏側と白目を覆っている粘膜部分のこと指します。この結膜は、外からの刺激やウイルス、細菌などの感染から目を守ってくれているのですが、この部分が炎症を起こしてしまうことを結膜炎といいます。炎症を起こしてしまう原因としては、細菌やウイルスの感染や、アレルギーなどが考えられます。

そのなかでも赤ちゃんがかかりやすいのは、細菌感染による結膜炎です。これはが原因となっているケースが非常に多いですが、まれに淋菌などが原因の場合もあります。

結膜炎の原因が様々あれば、結膜炎の症状も様々。というわけで、結膜炎の種類別に詳しく調べてみました。

結膜炎の種類と症状

結膜炎は原因により、いくつかの種類に分けられます。

赤ちゃんや子供がかかりやすい!細菌性結膜炎

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■細菌性結膜炎の特徴

この結膜炎の大きな特徴は、黄色っぽい粘り気のある目ヤニがたくさん出ることや、白目やまぶたが強く充血してしまうことです。

■細菌性結膜炎の原因

・インフルエンザ菌
・肺炎球菌
・ブドウ球菌
・淋菌

このような菌に感染した状態で、鼻水などをこすった手で目に触ってしまうことで発症する結膜炎です。そのため、赤ちゃんやこどもがかかる可能性が高くなります。
また、淋病のお母さんが出産する場合、産道をとして新生児に感染するケースもあります。

■細菌性結膜炎にかかったら気をつけたいこと

この結膜炎にかかってしまった場合、視力低下のおそれがあります。このような症状が現れた場合はすぐに眼科へ受診しましょうね。

目やにが多く出る場合はこれかも?ウイルス性結膜炎

ウイルス性結膜炎にはいくつか種類がありますのでご紹介しますね。

1:流行性角結膜炎(はやり目)
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■流行性角結膜炎(はやり目)の特徴

これにかかると、結膜だけではなく、角膜も炎症を起こしている可能性があります。目もあけられないほどの目ヤニがでたり、白目やまぶたの裏側が充血する症状のほかに、目が痛むことも。まぶたの裏に小さな水泡ができることもあり、目を動かすと異物感があります。
耳前のリンパ節が腫れることなどで出血する場合もあります。

■流行性角結膜炎(はやり目)の原因

アデノウイルスに感染することでこの結膜炎にかかってしまうんです。とくに子供の場合は、プールで感染してくるケースが多いですね。

■流行性角結膜炎(はやり目)にかかったら気をつけたいこと

結膜炎自体は1〜3週間で完治するケースが多いですが、角膜も炎症を起こしている場、数ヶ月〜1年も症状が続く場合があります。感染力も非常に強く、最悪の場合失明に至るケースもあるので、すぐに眼科へ受診しましょう。

2:咽頭結膜熱(プール熱)
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■咽頭結膜熱(プール熱)の特徴

これも赤ちゃんや子供がかかりやすい結膜炎の1つですね。症状としては、突然高熱が出て、目やにや粘膜(特に下まぶたの)に充血が見られます。詳しくはこちらでまとめているのでよければご覧ください。

・咽頭結膜熱(プール熱)の原因

これも、アデノウイルスに感染することが原因です。

感染経路としては、
・くしゃみ等による飛沫感染
・感染者の涙や鼻水が粘膜に触れることによる接触感染
が考えられます。

■咽頭結膜熱(プール熱)にかかったら気をつけたいこと

高熱が出ると脱水症状になりやすいので意識して水分を摂るようにしたいですね。熱が高ければ内科を、熱よりも目の症状がひどく見られる場合は眼科を受診しましょう。

3:急性出血性結膜炎
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■急性出血性結膜炎の特徴

これにかかると、目の痛みや異物が入っているような感じがします。

・黒目の中に白いぶつぶつが見られる
・まぶたが腫れる
・頭痛
・発熱
これらの症状が見られることもあります。

■急性出血性結膜炎の原因

エンテロウイルス70型、コクサッキーウイルスA24型というウイルスが原因です。感染経路はこの結膜にかかっている人の涙や目やにが目に触れること、が大半です。

■急性出血性結膜炎にかかったら気をつけたいこと

この結膜炎も非常に強い感染力を持っています。疑いがある場合はすぐ、眼科を受診しましょうね。

花粉症やアレルギー性鼻炎と併せて発症する恐れが!アレルギー性結膜炎

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■アレルギー性結膜炎の特徴
これまで紹介した結膜炎とは異なり、強いかゆみを持つことが特徴です。ひどくなると結膜が充血したり、ねばっとした目やにが出ることもあります。

■アレルギー性結膜炎の原因

アレルギー物質が目に付着することで結膜が炎症を起こすことが原因です。

■アレルギー性結膜炎にかかったら気をつけたいこと

まずは眼科を受診し、ひどくならないようにしましょう。同時にアレルゲンを遠ざけることも大切です。花粉やハウスダストなどが原因の多くとして考えられます。

10歳くらいまでの男の子がかかりやすい“春季カタル”

慢性的な重度アレルギー性結膜炎は“春季カタル”と呼ばれています。上まぶたの裏側にぶつぶつができたり、白い糸状の目やにがたくさん出る場合は、春季カタルを疑いましょう。男の子の成長に合わせて症状が出なくなる場合が多いですが、強いかゆみを伴うので、眼科を受診しましょうね。

幼稚園・保育園・学校に行ってはいけない結膜炎とは?

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感染力が強いため、「流行性角結膜炎(はやり目)」「急性出血性結膜炎」「咽頭結膜熱(プール熱)」に感染した場合は、登園・登校が禁止されています。結膜炎に感染したら、まずは眼科を受診してお医者様の意見を仰ぎましょう。お医者様に判断をおまかせして良いかと思いますが、症状が出なくなって2日は自宅で様子を見られると良いですね。

家庭内で結膜炎が発生したときにしたいこと

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赤ちゃん・子供が結膜炎にかかった場合、他の家族に伝染らないように対策をすることも必要です。

<対策方法>
●目ヤニなどは、お湯で濡らしたガーゼでやさしくふき取り、使用したガーゼは必ず捨てる。
●感染している子と同じタオルは使わない
●家族全員よく手を洗う
●結膜炎にかかっている子のお風呂は一番最後にする
●枕カバーや衣服やタオルなど、結膜炎にかかっている人の洗濯物は別に洗う
●結膜炎にかかっている子が水道の蛇口を触った後は熱湯消毒をする

結膜炎は間接的にも感染します。大変とは思いますが、できることからやっていきましょう。

まとめ

非常に感染力の強い結膜炎。熱やのどの痛みを伴うこともあり、子供の体にかなりの負担がかかってしまいます。結膜炎になると目がかゆくなり、赤ちゃんはどうしても我慢できずに触ってしまうものですよね。お母さんやお父さんに伝染らないために、家族みんなで予防していきましょう!

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