せきが止まらなくなる気管支炎
子供が苦しそうにしているのをみていると、どんどん心配になってきますよね。
気管支炎について詳しく知り、落ち着いて対応しましょう!

気管支炎ってそもそもどんな病気?

気管支炎とはウイルスや細菌が呼吸器の粘膜につき、炎症が起きてしまうために発症する病気です。ウイルスが原因の風邪をひき、のどの炎症が気管から気管支に及ぶことで発症するケースが多いため、身近な病気なんですよ!

気管支炎には様々な種類があります。一般的な気管支炎のほかに今回は「細気管支炎」「ぜんそく様気管支炎」の2つの気管支炎をご紹介します。
それでは詳しい症状を見ていきましょう。

気管支炎の症状

気管支炎

この気管支炎も、急性気管支炎慢性気管支炎の2つに分類することができます。急性気管支炎が上記にあるようなウイルス性の気管支炎、慢性気管支炎は加齢や喫煙を原因として発症する慢性的なせきがでる気管支炎です。
今回は急性気管支炎について触れていきたいと思います。

急性気管支炎の症状としては

・ 発熱
・ せき
・ たん

などがあげられます。風邪と引き続いた症状が多いですね。特徴的な症状としては38度以上の高熱と、たんが絡んだ湿った重たいせき(コンコンというよりゴホゴホといったせき)があげられます。これらの症状は3-4日でおさまり、1週間もすれば治ることがほとんどです。

細気管支炎

細気管支炎は気管支炎と炎症が起こる場所が異なっています。気管支に炎症が起きていることには違いありませんが、気管支の細い先端に炎症が起きる病気です。
6か月~2歳の赤ちゃんによく発症が見られ、特に冬場に多いといわれています。
この炎症の原因としては“RSウイルス”が大部分です。

細気管支炎の症状としては
・ 鼻水
・ せき

などがあげられます。

急性気管支炎と違って熱は出ないことが多いです。苦しそうなせきをすることが多く、月齢が低いほど急に呼吸困難を起こすことも……。また症状が長引くと数週間せきがでることも特徴になります。

ぜんそく様気管支炎

乳幼児気管支炎にかかった場合、ぜんそくのようなせきをすることがあります。気管支ぜんそくほど苦しそうな症状ではありませんが、ぜんそく様気管支炎を繰り返しているうちに、気管支ぜんそくと診断されることもよくあるようです。

病名に“ぜんそく”とありますが、ぜんそく様気管支炎は「ぜんそく」ではありません。そもそもぜんそくは、アレルギー反応などにより気管支が縮まり呼吸が苦しくなる病気です。乳幼児は大人にくらべて気管支が狭く、その中にたんがたまってしまい結果として気管支が狭くなり、ぜんそくと似たような症状が起きてしまうわけですね。そういうことですので、成長とともに気管支が太くなり次第に症状が出なくなる子も存在します。

症状としては
・ 発熱
・ せき
・ 鼻水
・ 息を吐くときに喘鳴(ぜいぜい、ひゅうひゅうという呼吸音)が聞こえる

など急性気管支炎とよく似ています。
このため、ぜんそく様気管支炎と診断されても、基本的な治療は急性気管支炎と同じになります。

気管支炎の治療・検査方法

気管支炎の検査は「気管支炎であるか」というよりも「肺炎ではないか」という目的で行われ、具体的は聴診胸部のX線検査が必要です。
二つの検査の結果、「肺炎でない」と判断された場合に「気管支炎」と診断名が下されます。

治療に関してですが、特別な治療などは存在しません。薬が処方されるのであれば、解熱剤やたんを出しやすくする薬などが、あげられるでしょう。また、せきがひどい場合は気管支を拡張する薬を使うこともあるようです。加えて、ウイルスではなく細菌が原因の場合は抗菌薬が処方されることもあります。
特効薬のない病気ですので、自宅でのケアが重要になってきます。特に大切なのが「水分補給」です。せきがひどくなり、水分が取れずに脱水症状になると、たんが固くなり、さらに苦しくなるという悪循環を生みます。こまめに少しずつ水分を補給することや、部屋の湿度をあげてあげるといくらかは楽になるでしょう。また夜間に症状がひどくなる場合が多いので、特に気を配ってあげてくださいね。

まとめ。子供の気管支炎は危険!?

月齢の低い幼児気管支炎にかかると、呼吸困難をおこす可能性が高くなります。さらに、6か月以下の赤ちゃんが細気管支炎にかかると入院することも多いです。重症化すると酸素吸入や人工呼吸器を使って軌道を確保することもあるんですよ。

子供、とくに月齢の低い子供気管支炎にかかると重大な症状につながることが多くなります。気管支炎の多くの原因は風邪からくる炎症の広がり。換気などの風邪予防が赤ちゃんを守る第一歩にしてもっとも重要なことです。

そして、気管支炎にかかってしまった場合は湿度などの環境を整え、せきによる体力低下をできるだけ防いでいきましょう!

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