こんにちは!伊藤です!

さてさて突然なのですが、「小1プロブレム」ってご存知ですか?

「小学1年生…?」「何が起こるの…?!」とお子さんの入学を控え不安になったママも多いのでは。
近年、小学校入学後に起こる「小1プロブレム」が問題視されています。


実は私、大学で児童教育について勉強しております。
(幼稚園教諭第一種免許、保育士資格取得予定)

授業でも、「小1プロブレム」はこれでもかと出てくるワード。
要は先生が「ここテストで出すから覚えとけよ〜教師としての対策考えとけよ〜」というレベルの重要単語なのです。(昨年、無事単位ゲットしました。笑)

なのに!実はあまり世間に知られていない…。
「これはなんとかしないと!どうして重要単語なのか知ってほしい!」ということで、テスト勉強を(適度に)ほっぽり出し、「小1プロブレム」についてギュギュッとまとめてみました!

小1プロブレムって?

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とっても簡単に表現すると、「小学校になじめない児童が多く、授業が行えない状態が入学直後から長く続くこと」です。

授業中に席を立ったり、歩き回ったり、先生の話を聞けなかったり…。そういう児童が多くいて、先生がその対応に追われ授業どころではなくなってしまいます。
ただ、小学校入学直後ってこういう状態が起きることも多く、普通1ヶ月もすれば落ち着くと言われています。


しかし、この小1プロブレムは、「長く続く」ことが大きなポイント。この状態が6ヶ月、1年と長く続くケースが増えたため、「小1プロブレム」として問題視されているのです。

そういう状態が長く続くということは、小中高大…と続いていく学習に影響が出かねないということ。子どもたちの将来、そして日本の将来が危ない…!のです。

小1プロブレムの原因はなんだろう?何ができるんだろう?

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以前は、単に「家庭のしつけがなっていない」「学校・教師の指導力不足が原因だ」と言われていました。

うぅむ、教育を学んでいる側としても将来ママになりたい私としてもイタイ言葉…。

「本当にそれだけのせい?」

実はさまざまな研究によって、そう単純な原因ではない事が分かってきています。

小1プロブレム原因その1:幼稚園、保育園と小学校との違い

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幼稚園・保育園は、「遊び」を中心に子どもたちの学びが広がり深まっていくことがほとんど。
子ども一人一人の経験や体験を重視して、そこで何かを「味わう」「感じる」ことを目標にします。子どもの人間形成の土台作りをする場所なんです。
「心の成長」を支える場所で、結果に至るまでに何を感じたのかを大切にするんですね。

一方、小学校ではカリキュラムに沿って教育が展開されます。「学問を習得する」ための教育です。習得することが目標なので、「できる/できない」の線引きをせざるを得ません。「できたから良い、できなかったから悪い」とはっきり区別されてしまうのです。

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幼稚園・保育園の保育者は、「頑張ったけどうまくいかない!どうすればいいんだ!む〜」と葛藤する子どもの姿を見て、「よしよし、ちゃんと自分の”やりたい“の気持ちを貫き通せているな。じゃあ次は…」と評価し次の保育を考えていきます。

でも、小学校では「○年生の○月にこれをできるようになりましょう!」という目標と目安があるから、それにしたがって教育を進めなければならないのですね。

そのため、この双方の違いが一つの原因だそうです。

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「文科省は何をやっているんだーーーーーー!」と叫びたくもなるのですが、もちろんこの問題は文科省もチェック済み。

この双方の違いについて「発達段階に応じた教育を行う上で必要なもの」と述べています。「子どもの教育のためには仕方がない“違い”」なんですね。


文部科学省が行っているのは、その違いによって起こる子どもたちの戸惑いをなくそうというもの。自治体単位で行われているのが、幼稚園・保育園と小学校が協働した「幼保小連携プログラム」です。

簡単に言うと、「お互いの歩み寄りプログラム」。
幼稚園保育園の日課の中で小学校に遊びに行ってみたり、先生たちが意見交流会をしたり。できるだけスムーズに小学校に入学できるように、という動きが進んでいます。「進め進めどんどん行け〜!」と私自身は思っているのですが、各自治体によって状況は様々。ホームページなどでぜひ調べてみてくださいね。

小1プロブレム原因その2:家庭や地域でのコミュニケーションの減少

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もう一つ大きな原因と言われるのが、コミュニケーションの減少です。
「少子化」「核家族化」…。いろんな場所でこの言葉を聞きますね。小1プロブレムとも深〜い関わりがあります。少子化や核家族化が進んだことで、近所の大人や親戚のお兄ちゃんお姉ちゃんといった家族以外の人と関わる機会が格段に少なくなってきました。「いとこ10人!」なんて家系が減っているのです。(私にもいとこは2人しかいません…)

子どもは人とのさまざまな関わりの中で、楽しさを共有したり時にはぶつかったりする経験を積み重ねます。そうして、相手の気持ちを考える力、自分をコントロールして我慢する力も育っていくのです。
なのに、その相手がいない…。そんな事態が起こってしまっているのです。

小1プロブレムの家庭でできる対策・予防法はあるの?

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そもそもの教育システムの違い、核家族化、少子化…。
「親にできることは何もないの…?!」そう思ってしまいます。

いやいや、そんなことはないはず。
幼稚園・保育園の頃からできること、私が頭をフル回転させて考えてみました!参考になれば幸いです(^^)

小1プロブレム対策1:「考える力」をのびのびと

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「子どもには成功体験が大事」そんな言葉を聞いたことはありませんか?

でも、私思うんです。

大事なのは、「あ!うまくいかなかった…」という経験の積み重ねと、その先にある「できた!」の体験。一発で成功した時より、頑張って頑張って頑張って…できた!という時の方が、きっと喜びって大きいですよね?

だから、失敗することもとっても大切なんです。

「どうして失敗したんだろう?どうやったらうまくいくかな?こうしてみたらどうなるかな?」という試行錯誤を繰り返す事で、子どもの考える力はぐんぐん成長します。考える力が育つことで、「先生が僕たちのこと見てる。今は何をする時間なんだろう?」を考える力も自然と育つんですね。子どもってすごい!!

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それでも、「あ〜失敗する!」と予測できるのに、それを伝えられないのってきっとツライですよね…。私もすぐ口出ししてしまいそう…。親心があるからこそ、子どもに失敗はさせたくないはず。

そんな時は「こうしたほうがいいよ」という言葉をぐっとこらえて、「こうしてみたらどうなるかな?やってみない?」と提案してみるのはどうでしょう。

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失敗を積み重ねて成功した時の子どもたちの顔って、本当にキラキラしているんです。実習をした幼稚園・保育園の子どもたちがそうでした。一緒に喜んでハグしていると、もうあまりにもキラキラしているので惚れそうになります。
私も早く子どもが欲しい…と何度思ったことか。笑

小1プロブレム対策2:「コミュニケーション」を意識

家族のコミュニケーションはとーっても大切です。ただ、家族以外の方とのコミュニケーションもやっぱり大切。それは「家族、幼稚園保育園、小学校…」と子どもが関わる社会はどんどん広がっていくから。

核家族として暮らしているなら、まずはおじいちゃんおばあちゃんなど身近な方とのコミュニケーションを意識してみてください。そして!直接会うことだけがコミュニケーションではありません。これだけITが盛んな今。ぜひぜひ活用してコミュニケーションを取っていきましょう!

児童館なども積極的に活用していきたいですね^^

さいごに

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小1プロブレムは文部科学省も重視している社会問題です。

社会全体で「なんとかしよう!」という取り組みが進んでいます。「子どもたちに楽しく小学校生活を送って欲しい」という気持ちはパパもママも、社会も同じ。

小1プロブレムは、多くの子どもがぶつかってしまうものですし、ママたちみんながきっと不安に感じるものですよね。「うちの子、小1プロブレム…?」と感じても、どうか抱え込まないでほしいです。


たくさんの原因が絡み合って起きてしまっています。決してママだけのせいではないんです!
ママのどんなに小さな声にも耳を傾けてくれる人が必ず、もちろんはぐくみプラスにもいます。ママになった経験はないですが私もいます!

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本当はたくさんのワクワクが詰まった小学校生活。
「学校楽しい!」「早く行きたい!」と思いながら小学校に通って欲しいですよね。少しでも入学前の不安を少なくして、たくさんのワクワクと一緒に春を待ちましょう!


さて、私もワクワクな春休みを迎えることができるように…そろそろテスト勉強に戻ることにします…。笑
ではではまた(^^)

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