こんにちは!インターン生の伊藤です!

「産後はね、床上げすることがとっても大切なのよ〜」
これは床上げのサポートをしていらっしゃるママさんから頂いた言葉です。

そう言われ、「…ん?とこあげ…?」となった私。

この「床上げ」という言葉、保育の勉強をしておきながらお恥ずかしい話ですが、知りませんでした。
「この言葉を知らずしてママにはなれない!」と、やる気スイッチオン。
床上げについてママさんから教えて頂いたことも含め勉強してみました!

「床上げ」って?

「そもそも床上げって何だろう?なぜ必要なの?」と私の頭には「?」マークが沸々。
ママさんに聞いてみたところ、とっても優しく教えていただきました…(涙目)

「床上げ」とは、出産後、体の機能を回復するために、3週間から1ヶ月間かけて徐々に通常の生活に慣らし、すぐ横になって休めるようにしていた寝床を片付けることだそうです。

でも実際に赤ちゃんが生まれると、「頻繁に自分の母親に家事をお願いするわけにもいかないし…」「動こうと思えば動けちゃうし…」となってしまいがちなんだとか。

「私もそう思ってしまいそう…。」と一人考えていたんですが、やっぱり「どうしても床上げをしなければいけない理由」があるそうなんです。

どうして床上げをしなければならないの?

産後の体は、ママ自身が思っている以上にさまざまな器官が疲労しているそう。
出産は交通事故での衝撃と同じくらいのダメージと言われることも。

ママの身体はそんなダメージを受けているんですから、しっかりと安静にして回復させなければ!

これから続いていく子育てのためにも、体づくりをすることが大切になるはずですよね。
それじゃあ、具体的には何のために床上げをするのでしょう?

1)悪露の排出をするため

出産後は、子宮内に残った胎盤や組織が悪露(おろ)として出てきます。
安静期間が短いと、悪露の排出が長引いたり排出しきれなかった子宮内の残留物が病気の原因になったりする可能性があるそうです。コワイ…。

2)母乳を安定して作るため

母乳を作るためには、「プロラクチン」というホルモンが安定して分泌されなければならないそうで、この分泌量の安定のためには安静にすることが必要なんですね。
プロラクチンの分泌量が安定すると、母乳の量も安定するそうです!

プロラクチン…。保健の授業で習ったような習っていないような。笑

3)骨盤や内臓の位置を元に戻すため

産後は少しずつ子宮が元の大きさに戻り、それに伴って内臓も元の位置に戻っていきます。

これにすごく時間がかかるそうです。

でもその時期に立ち仕事が多いと、重力で内臓が下がる→広がった骨盤に内臓が落ち込む→骨盤が閉まらなくなる
という事態が!

骨盤はたくさんの筋肉や靭帯と繋がっています。
骨盤が閉まらないと、筋肉や靭帯に負担がかかって慢性的な腰痛や尿もれが起こりやすくなってしまうそうです。
これはママの身体がとっても心配です…。

これからのママの健康のこと、長く続いていく子育てのことを考えると、「やっぱり床上げは大切!」と言えそうですね。

家族のパワーをもらおう!

「床上げの期間はしっかりと安静にしたい…」

そう思っても、家族に何度も何度も「手伝って」とお願いするのはなかなか気が引けてしまいますよね。
私も人に頼み事をするのが苦手なので分かります…。

「結局自分で何でもしてしまった…」ということにはなって欲しくない…!


そこで、考えました。
何度もお願いすることなく家族のパワーをもらえる「作戦」があれば良いはず。

名付けて、「家族のパワーをもらおう作戦」です!(そのまま!笑)

1.普段の生活の中での家事をリストアップする
(お風呂掃除、食事の用意、洗濯物干し…などなど)

2.赤ちゃんが生まれたらしなければいけなくなることを書き出す
(授乳、哺乳瓶の消毒、沐浴、オムツ替え…などなど)

3.1と2で書いたリストの中から、負担にならずに自分にできそうなことは何か、家族に手伝って欲しいことは何かを分類する
(どうしても家族にできそうにないことがあれば、それも分類しておくと良いと思います!)

4.家事の役割分担をする
ここから先は家族とゆっくりじっくり話し合って欲しいです。
まずは、産褥期に安静にしないとどんなことが起こるのかを理解してもらいましょう。(これは日々の生活の中で、「そういえば産後ってさ、〜」と日々話しておくことも良いかもしれません!)

そして、「どうしてもあなたの力(パワー)が必要!」ということもぜひしっかりと伝えてください。
「赤ちゃんを家族みんなで育てていこう」という気持ちを家族全員が持てるようになると、協力も得られやすくなりそうですよね。
ア◯パ◯マンもみんなのパワーをもらっていますから!

1と2で作ったリストと3で分類したものを見せて、協力してもらえるか、それが本当に行えそうかをパパや家族のお仕事の状況を加味しながらゆっくりと話し合ってみてください。

家族の役割分担が決まれば、自然と家族のパワーをもらえるはずです…!

3の分類や4の話し合いをしていると、どうしても協力を得ることが難しい場合もあるかもしれません。

最近では、産前〜産褥期にかけて定期的に家事お手伝いを行う地域サービスや、産褥入院といった形の床上げの方法もあります。

お話を伺ったママさんも、「地域のサービスをどんどん使って欲しい!必ず支えてくれる人がいる!」とおっしゃっていました(^^)
どんな形であれ、ママがゆったりとした時間を過ごせるベストな方法が一番!だと思います。

床上げ期間に気をつけたいこと

「安静に安静に」と言われても、実際は動こうと思えば動けてしまうそうです。
大丈夫だと思ってしまいがちですが、そんな中でも気をつけて欲しいことがあるんだとか。

気をつけたいこと1:目を使わないで…!

スマホを使ったりテレビを見たりと目を使う作業を極力控えましょう…!
目を使うと交感神経が興奮して、疲れやすくなってしまうんです。

気をつけたいこと2:重い物を持たないで…!

骨盤の筋肉や靭帯は産後に緩んでいます。
骨盤が重さを支えきれず、ギックリ腰に!なんてこともあるそうです…。
赤ちゃんの授乳も、写真のように添い寝をしながら行うのがオススメだそうですよ。

さいごに

産後は赤ちゃんのお世話で手一杯になってしまうと思います。
「自分は後回し!」とママ自身の身体のことは考えられなくなるかもしれません。

でも、「赤ちゃんの健康はママの健康から」。私はそう考えています。
私が幼かった頃、母親が風邪をひいたときに私まで「しゅん…」としていました。
小さな出来事のはずなんですが、なぜかよく覚えています。

きっと、ママの元気がないと子どもも不安になってしまうんですよね。
やっぱりママにはいつまでも元気でいてほしい…!
ママが「ママになった時のこと」をしっかりと考えられるうちに、たくさんの作戦をねりねりしておいてくださいね!

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