紙ナプキンやタンポンの代わりに経血を吸収するのが、布でできたナプキン「布ナプキン」です。

「布ナプキンって聞いたことあるけどけど何がいいの?」
と思っている方も少なくないはず。

今回はそんな「存在は知られているのに、魅力が知られていない“布ナプキン”」についてお話します。

布ナプキンのいいところって?

布ナプキンには紙ナプキンと比べて様々ないいところがあります。
その中で、特に知っていただきたいポイントは以下の3つです。

1) ムレにくいところ

生理の時の「かゆみ」「かぶれ」「嫌な臭い」ってとっても気になりますよね。
その原因はすべて「ムレ」からきています。

紙ナプキンでは漏れ防止のためにビニール素材を使用しているので、湿気を中々外に出すことができません。しかし布ナプキンだと布目から湿気を逃がしてくれるので、とてもムレにくいです。
布ナプキンについた月経血もベタベタしていそうだと思われがちですが、ムレないので意外とサラサラしています。

2) 生理痛が軽くなる

生理痛や不妊を引き起こす一因として挙げられているのが、紙ナプキンに含まれる石油素材
布ナプキンはオーガニックコットンなどの天然素材で作られていることが多いので、体にとても優しく生理痛の緩和につながります。

3) 冷え性が改善できる

紙ナプキンの多くは経血の吸収をするために、冷却ジェルシートに使われている高分子吸収体ポリマーを使用しています。高分子吸収体ポリマーは吸収した経血をジェリー状にする働きがあり、このジェリーが子宮を冷やしてしまうそう。
布ナプキンは洋服を重ね着したように子宮を包み込んでくれるので、体が温まり冷えが改善されるのです。

これら以外にも、布ナプキンは何度も使えるので経済的だったりストックの必要もなくゴミが減らせたりといいところがたくさん。
冷え性や生理痛で悩んでいるのであれば、1度試されることをおすすめします。

布ナプキンの種類って?

布ナプキンには3つのタイプがあり、自分に合ったものを選べます。

一体型タイプ

羽付きの紙ナプキンのような形をしていて、吸収体が内蔵されているタイプ。
羽部分でショーツのクロッチ(ショーツの股部にある生地を2重に裁縫した部分)を包み、下でボタンを留めて固定します。形や替える頻度が紙ナプキンと似ているので、初めて布ナプキンを試す方におすすめ。おりもの用~多い日用までサイズは幅広く揃っています。

本体+パットタイプ

羽付きの紙ナプキンのような形をした本体と、吸収体になるパットが別々に分かれていているタイプ。
本体の使い方は一体型タイプと一緒です。パットは、本体についている紐で固定します。交換するのがパッドだけなので、洗濯回数や持ち運ぶ量が少なくて済み楽です。

本体+薄手の布タイプ

羽付きの紙ナプキンのような形をした本体に布を1枚たたみ本体のひもで固定するタイプ。
経血の量が少ない日は小さめの布を二つ折り、多い日は大きめの布を三つ折りするなどの調整が自分でできます。薄手なので洗濯後の乾きも早く便利で、他のタイプにと比べて価格がより低いです。

一体型タイプと本体+パットタイプには防水布が入っているものと入っていないものがあります。漏れが心配な方は、防水布が入っているものを選ぶといいかもしれませんね。

ここが気になる、布ナプキン

「布ナプキン使ってみようかな」と気になるけど、心配ごとってありますよね。その疑問にお答えします!

漏れないの?

まったく漏れないということはありません。
紙ナプキンと同じで長時間交換せずに着けたままにしておくと、経血量が吸収力の容量をオーバーして漏れてしまいます。紙ナプキンと同程度の気遣いをしていれば大丈夫です。

洗うのが面倒くさそうだけど…?

布ナプキンを洗う手順は次の3ステップです。

1.手洗いをして、ついた月経血を落ちるところまで落とす。血はお湯だと固まるので、水で洗うようにする。
2.アルカリ性の洗剤(小さじ2)と水(2Lにぐらい)を混ぜたものに布ナプキンを半日つけておく。
3.もう一度水で手洗いをしてから洗濯機で洗い、すぐに干す。

乾くまで少し時間がかかるものもあるので、予備が2~3枚必要になりそうです。

衛生的に大丈夫なの?

布ナプキンは一言でいうと「不衛生に使えば不衛生」「清潔に使えば清潔」です。

下着と同じように考えると分かりやすいと思います。もし子供がお漏らしをしてしまってもその下着は洗って何度も使うはずです。布ナプキンも、きちんとした手順で洗えば汚れや雑菌もなくなります。

もし管理に自信がないという方にはあまりおすすめしません。

固定できているの?

固定はボタンでも十分ですが、不安な方はパンツスタイルの時のみ着用するといいかもしれません。

おわりに

私も使ったことのなかった布ナプキン。
布ナプキンについて調べていくうちに、今使っている紙ナプキンについても知ることが多かったです。

布ナプキンはいろんな柄があって選ぶのもとても楽しそう!
好きな柄を選べば、ちょっと気持ちが下がる生理も少し楽しい気持ちになるかもしれませんね(^^)