妊娠超初期症状とは

妊娠を待ちわびている女性にとって、排卵日から生理開始までの“約14日間”はとても長く感じる期間です。もしかして今回は受精~着床してくれたのでは、と希望に胸を膨らませながら身体からのサインを待つ日々。恋愛の相談みたいに気軽に相談できる話題ではないからと、検索魔になってしまう方も多いのではないでしょうか。

「妊娠検査薬が反応する前に症状なんてない」という意見もありますが、本当にそう思いますか。排卵・受精・着床・細胞分裂…命を授かる瞬間に、身体にはたくさんの変化が起きています。いつもと違う小さなサインに一喜一憂しながら判定の時を迎えるのは妊活の醍醐味でもありますね。身体からの“サイン”にいち早く気づけるように、妊娠超初期症状について情報をインプットしておきましょう。

    

妊娠超初期っていつから?

妊娠初期とは0週~13週。その中でも“超初期”とは0~4週、とくに3~4週目の妊娠判定前ドキドキゾーンのことを指します。妊娠兆候とも言われ、たとえツライ症状であったとしても妊娠の可能性を感じることのできるサインなので、ちょっとした変化も気になってしまう時期です。

妊娠の経過を数える時、“何週何日目”とカウントしていきます。週=week・日=day、短縮して★w★dと表記。最終月経初日を起点として0w0dと数えるので、まだ卵子が放出される前の段階です。最終月経開始日より約14日後、予想排卵・受精日は2w0d付近となります。

受精に成功した受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、3~5週目日かけて卵管から子宮へと移動し、ふかふかの子宮内膜に潜り込むことができれば着床成功。ここまでに排卵から12~14日の期間を要します。最終月経から数えて約21日の時期が、着床成功=妊娠3週目となるのです。
生理周期が28日だと4w0dには次の生理が開始するのか妊娠の可能性ありなのか、おおよその判定ができます。

妊娠超初期とは着床した頃(妊娠3週目~)の時期を指すので、前回の生理から3週間後には妊娠しているかもしれないということなのです。そう考えると生理が来てしまったと落ち込んでいる暇はないですね。

参考:大谷レディースクリニック
http://www.ivf.co.jp/?page_id=15

    

排卵日から計算してみる

生理周期は個人差が大きく人それぞれですし、毎回キッチリ同じ周期という女性ばかりではありません。おおよその排卵日を予想して妊活していた場合、そこから何日後くらいに着床しているのかを計算することができます。排卵日=受精日、それから着床までの日数は“約7日”です。

生理開始~排卵日までの間隔は個人差が大きいのですが、排卵日~次の生理は14日後が平均ですので生理予定日から逆算して排卵日を予測してみてもわかりやすいです。
生理28日周期だと生理開始日から21日後あたり、生理周期35日だと生理開始から28日後あたりに着床している可能性が高くなります。

参考:銀座こうのとりレディースクリニック
http://ginzakounotori.com/contents/ippan/

    

身体にどんな変化がおこっているの?

着床とは、受精卵が子宮内膜に潜り込んで結合すること。着床がうまくいけば受精卵と母体は繋がり、酸素や栄養分の供給が可能になるのです。
子宮内膜に受精卵が触れるとhcgというホルモンの分泌がはじまり、そのホルモンによってさまざまな妊娠超初期症状があらわれることがあります。着床に成功すれば日を追うごとにhcgの分泌は増加し、生理予定日を1週間超える頃には妊娠検査薬にくっきりと陽性反応が確認できます。

妊娠による身体の変化で一番わかりやすいのはお腹の膨らみでしょうが、それは妊娠中期以降のずっと先のこと。しかし妊娠超初期であっても、身体の中では凄まじいスピードで細胞分裂が起きていますので症状に気付く・気付かないの個人差はあれど何かしらのサインは出ているはずです。
生理前のホルモンの乱れと比較が難しいかもしれませんが、「もしかして」がある場合は喫煙や飲酒を避け身体の変化に細心の注意を払いましょう。

参考:はらメディカルクリニック
https://goo.gl/zF5VnB

    

一般的な妊娠超初期症状

具体的な時期も症状も人によりけりの「妊娠のサイン」。早い人では妊娠超初期と言われる3~4週目にいつもと違う体の症状に気づくこともあるそうです。
では、実際にその症状にはどのようなものがあるのでしょうか?
妊娠超初期に起こりがちな症状をいくつかみてみましょう。

    

頭痛

日頃から生理が近づくと頭痛や肩こりに悩む女性も多いと思いますが、同じように妊娠超初期に頭痛に悩まされたという声をよく聞きます。
女性の頭痛には黄体ホルモンや卵胞ホルモンなどのホルモンが影響していますが、妊娠超初期はホルモンバランスの変化が大きくなるため、普段頭痛に縁がない方が頭痛を感じたり、頭痛持ちの方はいつもと違う頭痛が起こることもあります。
関連記事
「この頭痛は妊娠のサイン? 妊娠超初期の頭痛は薬を飲んでも大丈夫?」

    

腰痛

妊娠超初期の腰痛の原因はリラキシンというホルモンの影響が大きいと考えられています。
生理前後の“痛み”と妊娠に関わる“痛み”には違いがあるそう。その特徴や解消法は下記関連記事で紹介しています。
関連記事
「いつもより腰が痛い! この腰痛は妊娠超初期症状なの!?」

    

下痢

排卵日から数日・一週間と経過していくうちに、お腹が緩くなったと感じることがあります。
「便の変化=食べ物や飲み物の影響」とついつい決めつけてしまいませんか?
実は便にも“ホルモン”が関係していて、妊娠によるホルモンバランスの急激な変化が下痢の原因の一つと言われています。また代謝の低下により身体が冷えやすく自律神経が乱れてしまうことなど、自律神経も大きな影響を及ぼしていると考えられています。
関連記事
「妊娠超初期は下痢しやすい? 胃痛・腹痛は妊娠に影響ある?」

    

おりものの変化

おりものは女性の身体の変化を教えてくれる大切なもの。
妊娠超初期にはおりものからどんなサインがあるのでしょうか?
セックスのあと無事に受精が起こり、受精卵が着床すると、本来はゆるやかに減少するはずの女性ホルモンが分泌され続けます。妊娠によってホルモンバランスが変わると、おりものの量や色も変化します。
一般的にはおりものの量が増えた・水っぽくなった・白い塊が出た…などがよく言われる変化ですが、全く変化がない方や、反対に量が減った、色が茶色っぽくなった、など個人差も。
おりものの変化に慌てないためにも、関連記事をぜひ参考にしてくださいね。
関連記事
「妊娠超初期のおりものに注目! 色、量、臭い、あなたが気になるのは?」

    

風邪のような症状(鼻水・咳・のどの痛み・熱っぽい)

妊娠超初期の「何だか熱っぽい…」、それは高温期が続いているからではありませんか?
妊娠は高温期の継続で判明するので、常に微熱の状態といってもいいでしょう。また着床した受精卵を異物と勘違いする“妊娠したこと”によるアレルギー反応や自律神経の乱れで、咳や喉の痛みなどの風邪のような症状が出るとも言われています。ただ、免疫が弱っている時期でもあるので、無理をせずに過ごしたいですね。
関連記事
「咳に鼻水…風邪っぽい? それ妊娠超初期症状かも!?」

    

吐き気

妊娠というとつわり=吐き気というイメージが多いかと思います。一般的には吐き気などのつわりの症状は妊娠5週目頃から出始めると言われていますが、早い人では受精卵が着床する妊娠3週目頃から症状が現れる方もいるそうです。

    

そのほかにも、お腹のハリや下腹部痛、出血などさまざまな症状があるようです。
症状を感じた時はなるべく体に負担をかけないように無理せず過ごし、一般的な妊娠検査薬ならば生理予定日の1週間後(5週目)頃の検査をオススメします。

    

私の場合…妊娠超初期体験談

不妊治療に通っていた私は毎回妊娠している気がして舞い上がっていたため、人より症状に敏感というより過敏に反応していたように思います。ちょっとしたオリモノの変化や食べ物の趣向、熱っぽさで大げさに反応しては生理がはじまりガックリ…という繰り返しでした。

期待していた結果が得られず落ち込むのを防ぐために、あえて知らんぷりをして生理予定日を待つという方法も試したり。でも実際は知りたい衝動を抑えるなんて不可能で、お手洗いに行くたびにオリモノや出血が気になってショーツとにらめっこしてして過ごしていました。出産は1度ですが妊娠は3回。せっかちな性格なゆえ”排卵チェッカー”や生理予定日当日から使える”妊娠検査薬”を駆使して、妊娠判定のスタンバイをしながら毎日の身体を観察していました。もしかしてと思ってもクリニックに行くには早すぎるし、夫以外に話すこともできずモヤモヤを抱えて過ごしていたのです。

妊娠反応が出た時の症状はすべてが同じというわけではありませんでしたが、茶オリと言われる着床出血は毎回確認できました。毎朝欠かさず記録していた基礎体温は、緩やかに上昇し高温期を維持し、着床後数日間は毎回決まって下腹部がチクチクしたことを覚えています。きっと子宮に潜り込んでいる小さな痛みだと信じて、下腹部に神経を集中させていました。

    

この症状はいつまで続くの?

超初期と呼ばれるゾーンを抜けて、妊娠初期を迎えるとクリニックでの妊娠判定ができる時期に入ります。妊娠5~6wで”胎嚢”が、6~7wで”胎芽”が見えるようになり、心拍確認後に母子手帳の発行となります。

妊娠超初期から悪阻(つわり)のような変化を感じる方も、その数週間後から妊娠初期症状が始まる方も、妊娠16週目の安定期(妊娠5ヶ月)までに治まる場合が多いです。
「悪阻は病気じゃない」なんて体験したことがないから言える言葉です。体調がすぐれない時は楽な姿勢で休みましょう。

参考:日本産婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/PDF/50/5006-143.pdf

    

妊娠超初期症状が無い人も

生理痛のあるなしに個人差があるように、妊娠の兆候の表れ方も人それぞれです。同じ人であっても毎回同じ症状がでるとは限りません。吐き気がなくても匂いに敏感にならなくても着床出血がなくても、症状がまったく無くても妊娠が成立していた方もたくさんいます。仕事や家事に追われて、生理予定日を過ぎた頃に「あれ?」と思って検査…なんてエピソードもよく聞きます。私もそんなシチュエーションに憧れていましたが、実際はちょっと眠いだけで「妊娠したかも」と過剰反応な日々でした。

命を待ちわびている時期はできるかぎり冷静に過ごしたいものですが、どうしても心のコントロールが難しいことがあります。心配事や不安な気持ちに引っ張られ過ぎて、妊活を楽しめなくなるのは悲しいですね。たくさんの新しい情報や生の体験談と触れ合って、強い気持ちでチャレンジしましょう。

次の記事は、妊娠超初期症状と生理前との症状などの違いについて、詳しく紐解いていきます。
もしかして妊娠超初期症状!?生理前との違いって何だろう?

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