妊娠超初期症状とおりもの

妊娠兆候のひとつにオリモノの変化があります。そもそも“おりもの”とは、女性の身体を守ってくれる大切な分泌物。初潮を迎えると女性ホルモンの分泌がはじまり、そのホルモンの影響により“生理~排卵~生理”の月経周期の中で排出されます。子宮内膜や子宮頚管からの分泌物や古い細胞などが集まり、粘液として出てくるのがおりものです。

排卵期には精子を受け入れやすくするために、透明~白っぽいゼリー状の伸びるおりものがに変化。これはエストロゲン(卵胞ホルモン)の働きによるもので、妊娠に備えて準備している証です。その後受精・着床に成功するとホルモンの分泌が促進され、おりものの量が増えた・水っぽくなった・白い塊が出た…といつもと違うことに気付くかもしれません。胎児を細菌から守るために自然に起こる現象です。
もちろん個人差があることなのですが、妊娠超初期におりものが変化したと気付いたケースが多いため観察しておくことをオススメします。

参考:あきたレディースクリニック
http://yasuda-lc.jp/column/akita-sanka-sankamasui-sanfujinka.html

オリモノの色は? 透明・白・ピンク・茶色

妊娠超初期~初期にかけて、子宮の中に”胎嚢”(たいのう)という赤ちゃんを包む袋が形成されます。着床~胎嚢形成の時期に子宮内膜からの出血が起こることがあり、その血液が他の分泌物と混ざり、おりものとして排出されることがあります。

出血の量や酸化具合で見える色が変わり、薄いピンクだったり茶色っぽかったり。出血というと慌ててしまいがちですが、微量であれば問題ないことが多いので観察しつつ気持ち安静を心がけてみましょう。実際はよっぽど激しい運動でないかぎり、外的要素ではなく子宮内の妊娠に伴う変化のための出血ですので、気にし過ぎて動かずに過ごしても止まるものではないのです。出血=流産の予兆とショックを受けてしまう方もいるかもしれませんが、正常な経過でも半数以上の女性が微量の出血を経験しています。

出血があったとしても、妊娠が確定していないこの時期にできることはほとんどありません。おりものの色や量、鮮血や血の塊がでていないかをトイレに行くたびにチェックして記録に残しておき、生理予定日超過後のクリニックを受診した際に医師に相談しましょう。

参考:Aska ladies clinic
http://aska-cl.com/art/art-pregnancy-notes.html

サラサラ?ベタベタ? 粘りがある場合

月経後~卵胞期~排卵期~黄体期と、生理周期により“サラサラの乾くと粉っぽくなるおりもの”“どろっと粘りのある伸びるおりもの”と変化していますが、その質も妊娠すると変わるのでしょうか。
おりものは子宮からの分泌物が混ざり合ったもので、その質はホルモンの影響を大きく受けています。排卵期に粘りが出るのは、精子を迎え入れるためにプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んになるからです。妊娠が成立した場合、プロゲステロンの分泌はますます増加。それに伴ってベタベタと粘りがあるおりものが出たり、量が増えたりと変化していきます。

不快感を覚えるかもしれませんが、子宮内を清潔にし胎児の成長しやすい環境のために必要な反応です。マメに下着を取り替えたり、おりものシートを活用するなどして対策しましょう。

参考:加藤レディースクリニック
http://www.towako-kato.com/infertility/basic.html

生臭い?気になるにおいの原因

子宮内のバランスが整っている場合のおりものの臭いは、やや甘酸っぱいかなくらいのほぼ無臭で、排卵期の白っぽく伸びるおりものでも大して気にならない程度です。
おりものには細菌の侵入を防ぐ働きもあり、母体や胎児を守る大切な分泌物。いつもと違う臭いがあり、とくにチーズや酒かすのようなおりもの・黄緑色・生臭く悪臭がする時は疾患の可能性が高いので素早い対処が必要です。疾患によっては流産や早産の可能性を高めてしまったり子宮外妊娠の原因になってしまったり、と心配な要因になってしまうことも。気付かず進行してしまい出産時に産道で赤ちゃんに感染してしてしまうと、さまざまな影響を及ぼす危険性もあります。異常を感じたらすぐに受診・検査して夫婦でしっかりと治療する必要があります。その際には妊娠の可能性があることをドクターに伝えましょう。

参考:的野ウィメンズクリニック
https://www.matono-womens.com/treatment/ninp/seibyou

おりものが変わらないと妊娠じゃない?

妊娠しているしていないに関わらず、おりものは個人差が大きく多い少ないだけで身体の状態をすべて把握できるわけではありません。ホルモンの影響で質や量が変化しますが、体調が悪く身体の抵抗力が弱っている時などは感染しやすくなっていますので急に異変が起こることもあります。普段からおりものの観察をしていると小さな変化でも気になってしまうかもしれませんが、いつもと変わらないのであれば心配はいりません。大切なのは“清潔”を保つこと。やわらかい下着やお肌に優しいおりものシート、布ナプキンなら尚いいですね。

参考:山口レディースクリニック
https://www.lcy.jp/special/featuredischarge/

血や塊の混じったおりもの


妊娠超初期で一番不安になるのは“血や塊の混じったおりもの”です。生理がはじまってしまうかも…妊娠の継続が難しいかも…と、期待していた分だけ不安が襲ってきてしまうかもしれません。出血の程度もティッシュペーパーに薄っすらと付く軽いものから、下着が赤く染まり塊のようなものが排出されるものまでさまざまです。出血が流産と直結しているわけではなく、一度出血したからと落ち込むのは時期尚早です。どれくらいの期間出血が続いているか・塊が繰り返し出ているかなどを観察し、出血が増えていくようであれば身体を休めるようにしましょう。安静にしていても出血を止めることは出来ませんが、とにかくムリは禁物です。

参考:Aska ladies clinic
http://aska-cl.com/art/art-pregnancy-notes.html

ネガティブな気持ちになってしまったら

排卵後の妊娠判定を待つ期間は、心のコントロールが難しいと感じる方も多いかと思います。妊娠を望み最初の数か月間はワクワクの気持ちが優位に立ちますが、回数を重ねるごとに「今回もうまくいかないかも」とマイナスの気持ちが膨らんでしまうのはどの女性も同じではないでしょうか。不確かなことを想像するのは、楽しいようで不安も大きいですよね。命を切望するあまり、あることないこと考えすぎてしまうのも仕方のないことかもしれません。どうしてもポジティブになれず、ツラく苦しい思いをしたとしても“ネガティブな感情”に心を支配されないでください。

妊娠というのは身体の変化だけではなく、心も変化していくもの。そのプロセスはきっと喜びへの近道です。
同じ気持ちを抱えた女性はたくさんいること、心と身体はつながっていること、祈るような気持ちを持てるあなたはすでに母になる準備ができていること。眠れない夜は思い出してみませんか。

未来のママ達がワクワクドキドキの日々を過ごせますように。

次の記事は、妊娠超初期に感じる“いつもと違うお腹の調子”についてのお話です。
下痢?便秘?妊娠と関係が? ぜひご覧ください。
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