排卵日シリーズ第3弾。
今回は意外と知られていない【排卵日前後の身体の痛みや不調】について、どんな対策があるのか考えてみましょう。

生理痛はひどい・ひどくないに関係なく、ほとんどの女性が知っていて、痛みを和らげるお薬もたくさん市販されていますね。
それに比べ“排卵痛”や排卵日前後に起こる“出血・頭痛・腰痛・便秘”については、まだまだ認識が薄く、原因や対策についても知らない人が多いのではないでしょうか。

お薬に頼らずに快適に乗り切れないものか、対策を見つけていきましょう。

女性ホルモンと排卵の仕組み

不調の主な原因はホルモンバランスの変化です。
ここまでに何度も触れてきた女性ホルモン。詳しく調べると莫大な量の情報が出てきます。すべてを理解するとなると大変ですので、まず要点から押さえてみましょう。

生理周期の中で、心身ともに大きな影響を及ぼす「2種類のホルモン」があります。

①エストロゲン(卵胞ホルモン)

● 卵胞が成長していく過程で、卵巣から分泌されるホルモン。
● 女性の一生で、心身への影響を一番大きく与える。
●【女性ホルモンの代表格】とも言われる。
月経開始~排卵(卵胞期)である約1週間。エストロゲンが優位に分泌される。

肌や髪にツヤを与え、免疫力を高めることで病気を予防、骨や血管を丈夫にする役割も。脳の機能も活発化し、記憶力や洞察力も向上させます。
女性らしい魅力を輝かせてくれるホルモンなのです。
“嬉しい力”をたくさん引き出してくれる【美容ホルモン】とでも呼びましょうか。

②プロゲステロン(黄体ホルモン)

● 妊娠・出産には欠かせないホルモン。
● 【PMS(月経前症候群)】の原因を握っている。
● 排卵後に分泌量がピークを迎える。
● 基礎体温を上昇させ、乳腺の発達や、食欲増進、利尿作用などの効果がある。
排卵後から黄体期が約2週間続き、月経が始まるとともに減少。

プロゲステロンは、唯一の血糖値を下げるホルモン“インスリン”の作用にも大きく関わっています。排卵後はインスリンの効きが弱まり、糖が細胞に取り込まれにくい状態に。“インスリン”は、別名“太るホルモン”とも言われ、この時期に感じる太りやすい原因にもなります。

プロゲステロンの影響の中には、残念な症状も多くみられます。
便秘やむくみ、体脂肪の増加、集中力や記憶力の低下。腹痛・腰痛・頭痛・肩こり・倦怠感…。
なにより顕著な症状は、肌の調子を不安定にさせてしまうこと。
【がっかりホルモン】と呼びたくなってしまいますね。

参考:福岡産婦人科情報館
http://www.f-fujinka.com/body/index.html
参考:脇坂クリニック大阪
https://www.osaka-clinic.com/ladies/female/page9.html

排卵期の困ったトラブルたち

“ホルモンの影響”で排卵期に身体の不調が起こることがわかりましたが、具体的にはどんな症状でしょうか?
当てはまる症状がないか、自分と照らし合わせてみてください。

①排卵出血(=中間出血)

排卵期にエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が一時的に低下するために起こる出血。
中間期出血自体は病気ではありませんが、気になるときは基礎体温をつけて出血の時期の確認が必要。毎回ちょうど排卵の頃に出血するのであれば、ほぼ中間期出血と思われ、生理的な現象であるため心配はありません。

ただ医学的には、月経以外の出血をすべて“不正出血”と捉えます。
出血が長引いたり、いつもと様子が違う場合は、きちんと検査をして“子宮頸がん”の可能性を除外しておくことが必要ですね。

参考:優レディースクリニック
https://www.yu-ladies.com/column/column_02.html

②排卵痛

排卵は卵巣の表面に出来た卵胞が破れ、中にある卵子が飛び出て卵管内に取り込まれる現象。
卵巣には知覚神経がないので、“卵胞が破れるため痛みを感じる”ということはありません。排卵痛の痛みは、卵巣からの出血が腹膜の上に落ちて刺激になることが原因。腹膜はとても痛みに敏感な組織で、わずかな出血でもその刺激で痛みを感じてしまいます。

他の原因としては、ホルモンの影響で卵巣が腫れ、周辺の臓器が圧迫されることによる痛み、卵子が卵管を通過する時の痛みなども考えられます。

排卵痛の原因、思っていたのと違いませんか?
私はてっきり“排卵時に卵胞が破れるときに痛みを感じる”と思っていました。

排卵痛の注意すべき点は、「“子宮内膜症”の場合は排卵痛が強くなりやすい」ということ。
痛みや出血の有無を観察して、気になる場合は受診しましょう。

参考:産婦人科クリニック さくら
http://cl-sacra.seesaa.net/article/109529776.html

③排卵期の便秘

先ほど触れた“プロゲステロン(黄体ホルモン)”には、身体に水分をため込む作用があり、腸で水分を吸収する量が増えるため、便が固くなり便秘になりやすい。加えて妊娠を助けるために、腸の働きを弱める作用もあり、便秘の原因になることも。

これは困りましたね。
ただでさえむくみやすい時期に、腸が水分を独占しようとしているなんて…。
冷たい水ではなく、温かいお白湯をこまめに飲んでみましょう。

参考:赤坂クラウドクリニック
http://cloud-clinic.jp/constipation

④排卵期の頭痛・肩こり・倦怠感

排卵の影響でエストロゲンが急激に減少し、その影響で脳内の血管が拡張し、痛みが発生する。
ホルモンバランスの変化は自律神経の乱れも誘発し、身体のさまざまな所に影響を与えます。頭痛以外にも吐き気や倦怠感、肩コリなど、色々な不快症状が排卵期頭痛をさらにひどくさせることもあるのです。

排卵期頭痛は、排卵日前後の3日間のあいだに強い痛みがあらわれる偏頭痛のこと。
頭痛、たまらないですよね。
妊娠を望む場合、薬を避けたい女性も多く、ツライ思いをされている方が多いのではないでしょうか。

まず身体を冷やさないこと。
中から外からしっかり温めて、血流を良くすることで、痛みを緩和していきましょう。

参考:大濠パーククリニック
https://goo.gl/sSHQ6N

上記のようなトラブルは、自己管理のみでは解決が難しい症状です。
耐える?お薬に頼る?受診してみる?
生理周期は数十年繰り返される神秘のサイクルです。長く付き合っていくからこそ、できるだけ快適に過ごしたいですよね。
自分で症状を改善する方法はないのでしょうか?

排卵期にお薬飲んでしまった…大丈夫?

妊娠周期の数え方は、最終月経日を0週0日と数えます。
排卵前の妊娠1週6日目頃までは、受精もしていないので、妊娠や胎児に影響することはまずありません。ほとんどの薬は1〜2日で排泄され、身体に残ることがないからです。

排卵期はだいたい2週目くらい。この時期に飲んだ薬も、基本的には問題ないとされています。受精後の2週間は細胞が分裂するだけで、赤ちゃんの身体の形成がはじまっていないからです。市販の風邪薬や鎮痛薬もとくに大きな心配はありません。

特殊な例として、抗ウィルス薬や抗リウマチ薬など、薬の影響が長く残る物に関しては、医師からの指導が必要です。

私の経験から言いますと、お薬に関してはドクターにより見解がさまざまだなぁという印象をもっています。
実際に妊活中~出産まで、トラブルに合わせてお薬を処方してもらって、迷いなく飲んでいたのです。頭痛に関しても、「できるだけ我慢しましょう」というドクターもいらっしゃいましたし、「お母さんがキツイと赤ちゃんもキツイよ」と鎮痛剤を処方してくださるドクターもいらっしゃいました。
排卵後に飲んでしまったお薬に関しても、「飲んでしまったものは仕方ない。気にしすぎるのはよくないよ」と至極ごもっともなご意見を頂戴した経験もあります。

この経験から、【排卵期に不調を起こしにくい身体作り】が目標になりました。

あらゆる情報網を駆使して、“女性ホルモンをたくさん作り出す方法”などを、リサーチしたものです。

参考:くすりの適正使用協議会
http://www.rad-ar.or.jp/use/maternity/
参考:Women’s Clinic 札幌
http://www.w-clinic-sapporo.or.jp/contents/s_m_6-30.htm

ホルモンに支配されない身体づくり

生理後のツヤツヤお肌も、生理前のイライラ情緒不安定も、すべてはホルモンの思うままに操られていたのですね。
その仕組みを知った今、ホルモンを操る側に攻守交替してみたくありませんか?

生理後の“恋したようなピカピカ期”を少しでも長く、さらに快適に。
排卵後の“どんよりモヤモヤ期”を少しでも短く、せめて軽めに。

素晴らしいことにそれが叶う時代がやってきました。

私たちはたくさんの研究開発を経て、本物の成分をお届けしています。
情報も商品も溢れる現代、“自分の目と心”でしっかりと“いいもの”を見極め、摂取・吸収し、強く美しく生きてゆきましょう。

次は排卵日シリーズ第4弾「妊娠までの手引き」です。
より妊娠率を高めるタイミングの取り方とは?男女の産み分けって可能なの?
排卵日と妊娠! 予測OK! いざ!タイミング!

第1弾はこちら→ 排卵日はいつ? 排卵日について基礎からおさらい!
第2弾はこちら→ 排卵日の基礎体温って上がる?下がる?基礎体温表で身体を知ろう!

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