赤ちゃんが欲しい!と思った時が“妊活”のはじめ時

大切なパートナーとの間に新しい命を望み、妊娠についての知識を学んだり身体を整えたりする活動を「妊活」といいますが、この言葉が唱えられるようになったのはここ10年くらい。避妊の方法・手段は学校の保健体育でも学ぶのに対し、妊娠についての知識は十分とは言えませんよね。

どうすれば妊娠力を高めることができるのか、基礎体温の測定や病院での婦人検診は必須なのか、サプリがいいって聞くけれどそもそも葉酸とはなんなのか…などなど疑問をあげればきりがないですね。

最初に言っておきますが、妊活に一番大切なのは気持ちです。年齢や住んでいる地域、どれくらいの費用と月日を費やすかはひとそれぞれ。ゆえに“絶対これが正解”という方法はありません。思い描いたとおりに授かれない…と落ち込む女性がひとりでも減るために、正しい知識・健康な身体・続けるべき習慣を身に着けていただきたいのです。

妊娠しやすい身体作り、自分でできる妊活にはどんなものがあるでしょうか。
私の思うセルフ妊活とは、必要な栄養素を食事やサプリメントから摂取し、適度な運動とたっぷりの笑いで健やかに暮らすこと。そんな生活を続けていくことで、血流の改善・ホルモンバランスの正常化・いつもポカポカ冷えない身体に近づけていく…そんなイメージです。

女性であれば毎回の月経の様子を観察することで身体の状態をある程度把握することができます。生理の周期は整っているか、出血量や生理痛に異常はないかなど、月経について変わったことが無いか考えてみてください。月経が長期間来ていないとなれば早急に検査の必要がありますし、排卵しているかどうかは月経だけでは判断できませんので基礎体温の変化も観察しつつ受診の準備を整えておくといいですね。

健康維持と安心のために「婦人科検診」を受けてみるのはどうでしょうか。
「不妊検査」よりずっと気軽に受けることができ、女性の生殖器の基本的な検査です。将来や現在子供が欲しいと思っているすべての女性に、“自分の身体を大切にする”という意味でも当たり前のように受けて欲しい検査なのです。

参考:産婦人科クリニックさくら
http://www.cl-sacra.com/hunin

年齢によって変わる妊娠のしやすさ

「卵子の老化」って聞いたことあるでしょうか。
年齢によっては目を覆いたくなってしまう言葉ですが、妊娠に欠かすことのできない卵子の状態は年齢で変わります。見た目や気持ちがどんなに若々しくても、卵子の年齢=実年齢。卵子の年齢により妊娠の成立や継続・正常な細胞分裂ができる確率に差が生まれてしまします。
妊娠を望んでチャレンジをはじめるまでは、自分が妊娠しやすいのかどうかを知る由がなかったという女性がほとんどだと思います。

妊活のスタートが何歳であっても、まずは自己流で…と考える場合が多いでしょうが、専門家の見解は違うのです。30代以上になると、一日もはやく妊娠へ向けての取り組みをはじめましょうと勧められます。
高度な医療で妊娠を目指す「生殖補助」を専門とするドクターは、たくさんの女性を診てきたこともあり率直にアドバイスをくださることも。

「35歳の1年と25歳の1年は違うんだよ。少しでも妊娠率が高いうちにより確実な方法を選択した方が妊娠率も上がるし、年齢が上がるほど医学の力を借りても妊娠率は下がる一方なのだよ。」

胸に刺さる一言ですが、これが現実なのです。
いつか授かるだろうと、のんびり妊娠を待っている女性には不安を与えてしまうかもしれませんが、来年の今頃赤ちゃんを抱いていて欲しいと願うからこそ、知っておくべき大切な真実なのです。

参考:浅田レディースクリニック
http://ivf-asada.jp/ranshi/ranshinorouka.html

おかしいな? 不妊かな? と思ったら、もう1歩を踏み出そう

妊娠しない原因はどこにあるのかを知ることは、自分のチカラだけではできない部分がほとんど。受診したらすぐに治療しなければならないというわけではありませんので、最初のステップとして男女ともに生殖機能を調べることはとても前向きな考えですね。

“不妊検査”といういうとネガティブなイメージがありますが、“はやく妊娠するための検査”と切り替えて身体の状態を知っておくことをオススメします。

大きな原因がなければ自然妊娠を目指していけますし、一歩進んだ“タイミング法”という排卵の時期だけを教えてくれる治療法もあります。妊娠しやすい身体作りは日々の生活習慣も大切。食事・睡眠・運動だけでなく、朝日を浴びて体内時計を整えたり心身ともにリラックスできる時間を作ってみたり、不足しがちな栄養素を補ってみたりと、コツコツ努力と少しの工夫も必要なのです。少しでも卵巣や子宮の状態をよくすることが望ましいので、身体が喜ぶことを追求していきたいですね。

参考:日本産婦人科医会
http://www.jaog.or.jp/sep2012/JAPANESE/PUB/funin/chiryo/kensa.htm

不妊治療のおおまかな種類と流れ

不妊の検査にはどんな種類があり、どういう流れで進めていくものなのでしょうか。病院やクリニックにて不妊検査を受け、何かしらの原因が見つかった場合はそれに応じた治療を、とくに問題がなければ自然妊娠の補助となる観察をはじめていくことができます。

不妊治療の種類は、不妊検査・タイミング法・排卵誘発法・人工授精・体外受精・顕微授精などがあり、順番にステップアップしていくのが一般的です。男性・女性の年齢や身体の状態によってはすぐに体外受精をはじめる場合もあります。まだあまり知られていませんが、不妊の原因の約半数は男性側にあるため、女性だけでなく男性不妊の検査も同時進行で受けていくのが望ましいとされています。
原因がわかればその治療をしながら自分に合った方法で排卵受精を補助し、妊娠を目指していくことができますね。とくに原因が無かった場合も、希望や年齢に応じてタイムリミットを設定して自然妊娠を目指していくことができるのです。

治療をはじめるとなると気になるのは費用ですよね。
保険適用での治療と自由診療(保険が適用されない診療)となる生殖補助医療があり、後者では高額な医療費が必要です。
タイミング法などの保険適用の治療は、1回数千円の負担ですむことがほとんどです。自由診療となる人工授精は1回あたり15,000円程度、体外受精では1回20~50万円さらに高度医療となる顕微受精では1回40~60万円と、かなり負担が大きくなります。
治療をはじめる年齢や所得、年間の治療回数の規定はありますが、助成金というものがありますので、計画的に活用することでかなりの負担軽減につながるはずです。国の助成事業や支援事業を行っている自治体を調べ、住んでいる地域の支援体制を知っておくと安心ですね。

参考:日本生殖医学会
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa08.html

参考:福岡県
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/funin.html

現実・自分・パートナーと向きあう日々に迷いや不安は当然

少子化だ、出産の高齢化だ、と世間が注目する現代においても、“好きな人と結ばれてSEXすれば妊娠する”と思っている人は少なくありません。

思い描いた未来が設計図通りに進まない時、大切なのは立ち止まってしっかりと向き合うことではないでしょうか。年齢を受け入れ、自分やパートナーの身体の状態を知ることはコワイかもしれません。私に限って妊娠しにくいなんてありえない、と信じたい気持ちはみんな同じです。ゴールがはっきり見えないまま病院へ通うのは、楽しいよりツライ気持ちが勝ってしまうかもしれません。仕事や友人とのお付き合いと並行することで、さまざまストレスを抱える方もいることでしょう。だからと言って、身体も心も追い込まれる妊活なんてやりたくない、なんて誤解しないでください。

希望に溢れた妊活をする男女がどんどん増えていくことで、世の中の認知度が高まり子供を望むすべての人が検査も治療も妊婦検診も、堂々と通える社会に変えていくことができるはずです。

検査を受けることに羞恥心を覚えてしまったり、毎日サプリメントを飲むことも忘れがちだったり、いざ排卵日に夫が泥酔して帰ってきたりと、ひとえに妊活と言えど簡単ではないですよね。

まずはパートナーと話し合うこと。目指している妊娠は実はゴールではありません。うまくいってもいかなくても、一番大切なのはパートナーとの絆です。息の合った連係プレーこそ妊活で最重要なことだと思います。

命を望む時、きっとお互いに想い合えるはず。今夜ゆっくりミーティングしてみませんか。

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