妊娠超初期と生理前の症状って同じなの?

生理前の症状といえば、どんなものが思い浮かびますか。お腹のハリや腹痛・胸の張り・食欲や食の好みの変化・匂いに敏感になる・訳もなくイライラしてしまう…など、いつもと違う独特の心身の変化を感じますよね。
その変化が起きる一番の原因は、プロゲステロン(黄体ホルモン)によるものです。プロゲステロンの分泌増加は生理前の黄体期から月経期にかけての約2週間の間だけでなく、妊娠超初期にも起こります。さまざまな症状が似通っている理由はここにあるようですね。

妊娠を望んでいた場合、そういえば生理が来ていないとはなりません。排卵日から予想そろそろ着床したかもとワクワクしながら指折り数えている時期ですので、ちょっとした変化にも敏感になっているはずです。生理前の症状がいつもより強いな重いなと思ったら、妊娠のサインかもしれません。来るべき吉報に備えて身体をいたわりましょう。

参考:福岡産婦人科情報館
http://www.f-fujinka.com/pregnancy/

     

イライラ・吐き気・食欲上昇…やっぱり生理かな

前回の月経から約2週間後、プロゲステロンの分泌により自分ではコントロールが難しい症状がはじまります。黄体ホルモンによる心身の変化を数値化することは出来ないため、症状のみで妊娠の判定をすることは不可能です。不穏な思いを抱えながら生理予定日までを過ごし、やっと検査薬が試せるとこまで到達します。
生理予定日から使えるタイプの”妊娠検査薬”を使って薄っすらと陽性反応を確認できたとしても、妊娠反応はないまま生理が来ない状態だとしても、病院で妊娠を確認できる時期まではまだ数週間待つことに。理由なくイライラしたり不安になったりと、ただでさえホルモンに操られている状況で身体にまで不調が重なってしまうと、とにかく早く妊娠の有無を知りたくてウズウズしてしまいます。情緒不安定で涙もろくなってしまう・些細な事でパートナーと衝突してしまう・とにかく眠くて仕方ない…これらの症状はPMS(月経前症候群)でも起こるので、期待しつつも手放しでは喜べないもどかしい気持ちになってしまいます。

妊娠すると吐き気や嘔吐、つまり悪阻(つわり)の症状が出るイメージが強いため、食欲が増進すると妊娠していないと思ってしまう方もいるかもしれません。食欲が高まり食べると気持ち悪くなったり、激しい胃もたれに悩まされたり…これも超初期症状かもしれません。
生理前の症状と同じで妊娠超初期症状も十人十色、命の可能性がある時はムリせずに様子をみるようにしたいですね。

参考:ちくご・ひらまつ産婦人科医院
https://askdtopics.jp/articles/200917

     

着床出血と生理出血の違い

生理前に薄っすらと出血があったら、着床出血の可能性があります。排卵日から7日後くらいに着床する可能性が高く、その時期に出血があることも。
着床とは受精卵が子宮へ辿り着き、成長しながら子宮内膜へ潜り込んでいくことです。排卵後に女性の身体は子宮内膜を厚くして、妊娠に備えます。妊娠を希望して通うクリニックの内診では、子宮内膜の厚みを計測し着床しやすい環境が整っているかを毎回チェックするほど、妊娠に大切なポイント。フカフカの子宮内膜に受精卵がくっついて潜り込み根を張って妊娠が成立していくのです。

その際に子宮内膜から微量の出血がある場合があり、それを着床出血と言います。ショーツに薄い赤やピンク、茶色の出血の跡が見えることがありますが、少量なら心配いりません。生理出血との大きな違いは、出血量と出血のタイミングと言えます。

参考:浅田レディース勝川クリニック
http://kachigawa-asada.jp/qa/2011/07/115.html

     

着床出血が無いと妊娠してないの?

着床出血というのは妊娠に必須というわけではありません。あってもなくても妊娠確率に関係があるわけではなく、微量の出血に驚かないために頭の片隅に置いておいて欲しい知識です。
もし出血があったとしてもごく微量で気付かないケースも多く「絶対に見逃したくない」という方はおりものシートを活用し、変化があった際にメモするなどの対策をしておくといいかもしれません。
着床の瞬間は自覚がないため特定することは出来ませんが、いつ受精卵がやってきてもいいように、子宮内膜を厚くフカフカにしておきたいですね。

参考:Aska ladies clinic
http://aska-cl.com/art/art-pregnancy-notes.html

     

おりものの変化、“茶オリ”で慌てないために

「茶オリ」とはおりものに混ざった微量の出血のことです。血液は赤色ですが空気に触れると酸化して茶色っぽく変色するため、妊娠初期の出血を茶オリと呼びその有無を観察していきます。
生理が近づくとおりものが増える方も多いですが、その際にピンクや茶色の出血の跡があったらその後の様子を観察。下腹部痛を伴っていないか・出血が続き生理みたいに量が増えていないか・急な大量出血はないか・色が鮮血に変化していないかを観察し、変化があった場合生理なのか妊娠による異変なのかを考えます。

生理周期で出血に変わった場合生理の可能性が高く、生理予定日から1~2週間経過していた場合は妊娠しかけていた可能性が出てきます。生化学的妊娠(化学流産)という、着床後に成長が止まってしまう現象です。これは受精卵の染色体異常により起こってしまう現象ですので、ほとんどの場合母体からの影響は関係ありません。
茶オリが続いても本格的な出血に至らず、妊娠が継続していく例もたくさんあります。受精卵を受け止めた子宮は、驚異的な成長をはじめますので少しの出血は起こりうることを覚えておくと慌てなくて済むでしょう。

参考:Aska ladies clinic
http://aska-cl.com/art/art-pregnancy-notes.html

     

待つことを楽しむ

生理開始~排卵・受精~着床~妊娠成立、ここまでで約28日。長いと感じるでしょうか。
文字にすると命の神秘がたった28日の間に起こっていると驚くかもしれません。しかし妊娠を望んでいる時の1日の長さというのは体験した人にしかわからない感覚で、例えるなら受験~合格発表までの待ち遠しさに近いですね。

生理が28日周期であれば、1年に10回以上妊娠のチャンスがあると思うかもしれませんが、実際に毎回チャレンジできるとは限りません。体調や仕事、パートナーとのスケジューリングなど妊娠を切望する意思とは裏腹に排卵日が過ぎてしまうこともあるでしょう。

自分自身を振り返っても、不妊治療中は焦りが先行してしまい結果を重んじるばかりでプロセスを楽しめていなかった苦い思い出があります。どうあがいても時間を操作することはできないのだから、もっと楽しむべきだったと強く思います。
お気に入りの音楽を聴き、美味しいものを食べ、美しいものを見る。たったそれだけのことを忘れてしまい、今回もうまくいかなかったらどうしようとネガティブな感情にとらわれていました。

どうせ待つなら楽しく待てるように。病院なんてまだまだずっと先、妊娠検査薬を使えるようになるまでのドキドキゾーンに寄り添うコラムでありますように。
「この症状ってもしかして妊娠かも」とワクワクできるような“妊娠超初期症状”を詳しく細かく分析して行きたいと思います。当てはまる症状がないか、ゆっくり確認しながら読んで見てください。

次の記事では、妊娠兆候のひとつとも言われる“おりもの”の変化について詳しく解説しています。
人には聞きにくいおりものの“?”。
ぜひご覧ください。
「妊娠超初期のおりものに注目! 子宮が変化しているサイン?」

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