赤ちゃんがほしいのに、なかなか妊娠できない。なにか問題があるのでは・・・?と不安になりますよね。排卵は起こっているのか、十分な精子の量はつくれているかなど、検査をしてみないと、原因は突き止められません。検査と聞くと、痛い検査もあるのだろうか、費用、期間、いつ行けばいいのかなど不安なことがたくさん出てきます。今回は不妊検査の第一歩である、初診についてまとめてみました。

不妊検査とは?なぜ検査するの?

不妊検査とは、なぜ妊娠ができないかの原因を調べるために行います。妊娠を望む夫婦が避妊をせず、定期的なセックスをして1年間妊娠しないと不妊症と定義されています。不妊検査で原因がわかれば、的確な治療ができ、より早く妊娠することが可能です。
不妊の原因は男女半々にあるといわれており、夫婦ともに検査、治療をするという意識をもちましょう。

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不妊検査はどこでできる?

不妊検査は産婦人科、不妊治療専門クリニック、総合病院で受診できます。それぞれのメリット、デメリットについてまとめてみました。

■不妊治療専門クリニック
<メリット>
・専門知識を持つ医師の高度な治療が受けられる
・不妊治療のみの患者なので周りが気にならない
・カウンセラーなど専門家がいる病院もあるため、心のケアもしてくれる

<デメリット>
・他の病院に比べて数が少ない
・人工授精や体外受精の費用が高め
・機械的に治療が進められるので、止め時がわからない

■産婦人科
<メリット>
・同じ担当医に診てもらえる確立が高い
・不妊治療から出産まで通院できる
・立地が比較的よく通院しやすい

<デメリット>
・待合室が妊婦共用
・高度な不妊治療や、男性不妊の治療を行っているところが少ない
・医師によって不妊治療の知識、経験が違う

■総合病院(不妊外来)
<メリット>
・外科手術を得意とする病院が多い
・産科がある場合出産まで通院できる
・人工授精や体外受精にかかる費用が安め

<デメリット>
・担当医の変更が多く、同じ医師に診てもらうことが難しい
・比較的待ち時間が長い
・診療時間が短く、研修医の立会いなどもある

男性の検査については、女性の不妊外来を受診する際に同行。もしくは、泌尿器科でも受診が可能です。

不妊検査、治療となれば期間も長くなります。自宅から通院しやすいところがおすすめですが、きちんと治療を行ってくれるクリニックを選びたいもの。通院に負担が大きすぎるのも大変ですが、一番は信頼、安心できるクリニックを選ぶことが大切ですね。

クリニック選びのポイントは?

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<通院前にチェックすること>
・不妊外来がある、または不妊の専門クリニック
・不妊に関しての専門医在中
・医療設備が整っている
・男性不妊にも対応、または提携クリニックがある
・体外受精や顕微授精など高度な治療を行っている、または提携病院がある
・インターネットや友人、知人の間で評判がいい
・ライフスタイルに合っている

<通院後にチェックすること>
・検査、治療、薬など詳しく説明してくれる
・しっかりと問診してくる
・質問に対してきちんと答えてくれる
・検査や治療などの費用が明確
・不妊因子について総合的に対応してくれる
・患者の同意のもと治療開始してくれる
・転院の際に紹介状やデーターをくれる

以上の点を踏まえると、よりよいクリニックに出会えるでしょう。治療の進め方は、クリニックの考え方によってかなり変わってきます。不妊検査、治療、妊娠となれば半年~数年と長期間にわたって関わるクリニックになるので、初診の段階で気になる点、今後の治療の流れについて医師としっかり話し合ってみましょう。

初診のタイミングは?

初診はいつでも大丈夫です。相談したいと思ったとき、初診の予約を入れてみましょう。予約日が生理中でも診察できるの?と不安になるかもしれませんが、受診できます。内診以外でもできる検査はあるので、思い立ったときに行動するのがいいですね。

初診ではどんな検査をする?

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女性の不妊検査
①問診→②内診→③超音波検査→④採血が一連の流れになります。ここからひとつずつ詳しくみていきましょう。

①問診
一般的には次のようなことが聞かれます。
・受診理由(妊娠できない、気になる症状があるなど)
・月経の様子(初潮年齢、月経周期、最終月経の日にちなど)
・夫婦生活(婚姻年数、避妊期間、性交渉の頻度など)
・妊娠・出産(過去の妊娠、出産、中絶などの有無)
・病気(過去の病気や手術、服用中の薬などの有無)

今後の診療、治療方針のためにも正しく答え、気になる点などあれば気軽に相談してみましょう。もし、診察日に生理が重なった場合は、前もって医師に伝えてください。

②内診
膣や子宮、卵巣の状態、痛みの有無などを検査します。緊張して力んでしまと痛みを感じてしまうこともあるので、リラックスして受けましょう。

③超音波検査
子宮や卵巣の詳しい状態を検査します。膣にプローブという棒状の器具を入れるので、体の力を抜きましょう。また、必要に応じて細胞診や、おりものおの細菌検査、クラミジアや淋菌検査が行われる場合もあります。

④採血
主にホルモン検査、感染症検査(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVなど)を行います。

男性の検査
①問診→②精液検査が行われます。

①問診
一般的には次のようなことが聞かれます。
・性欲の有無
・射精の状態
・性生活
・生活習慣

②精液検査
クリニックの採精室やトイレでのマスターベーションによって精液を採取します。クリニックでの採取に抵抗がある場合、自宅で採取した精子を持参しても構いません。その際は、検査の2時間以内に採取をし、人肌程度の温度で持っていきましょう。

精液は毎日新しく作られるため、体調によって左右されます。例えば、睡眠不足や疲労、二日酔いや風邪の症状があるときに検査をすると、精子の減少や運動率の低下と判断されるのです。悪い結果が出た場合は、後日体調のいいときに再検査を受けましょう。

初診にかかる費用は?

<女性の場合>
・初診料(ひとり分)  820円
・超音波検査量     1650円
・血液検査量+他の検査 2500~17000円
・合計         5000~2万円程度

<男性の場合>
・初診料(ひとり分)  820円
・精液検査料      2000~10000円
・合計         2820~1万820円程度

※3割負担で計算。保険がきかない実費検査料も含みます。

初診に持参するといいもの

・基礎体温の記録
月経の状態を調べるうえで参考になります。約3ヶ月分あれば十分です。

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・他の病院での検査結果
他の病院で不妊検査を受けたことがある場合、結果を見せると参考になります。
・健康保険証
保険がきく検査や治療も多くあります。保険証は忘れずに持っていきましょう。

不妊検査の期間はどれくらいかかるの?

女性の場合、検査期間は最低1ヶ月は必要です。月経の周期に合わせて行うため、一般的に1~3ヶ月かかるといわれています。男性の場合は1日で終わることが多く、再検査が必要な場合は数日。不妊の基本検査をおこなって、原因が見つからない、詳しく調べたい場合は精密検査をい行うため、検査だけでもかなり時間がかかるものなのです。

まとめ

不妊検査の初診についてまとめてきましたが、理解は深まりましたか?初診は不妊に悩む夫婦が納得のいく治療を進めるための第一歩。不妊治療は年齢との戦いです。できるだけ早く、検査をして原因を突き止め治療を行っていきましょう。

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