妊娠超初期症状って風邪に似てる?

妊娠を経験した女性に超初期の頃のことを尋ねると「風邪かと思った」という体験談をよく語ってもらえます。いつもより疲れやすくだるい、寒気微熱を感じると最初に頭に浮かぶのは風邪の二文字という方、多いですよね。妊娠と風邪…ぱっと見関係性は無いように思いますが、妊娠超初期に感じる症状は本当に風邪に似ているのでしょうか。

前の生理開始日から3週間ほど経過し、そろそろ着床できたかなという頃、体温が高いと感じるようになることがあります。なんとなくいつもより手足が温かいような、なんとなく頭がポーっとするような…そんな感覚かもしれません。

基礎体温を測っていると一目瞭然、すぐに気付くことができるのですが、妊娠が成立すると体温は高い状態をキープし続けます。これはプロゲステロン(黄体ホルモン)がたくさん分泌される影響で、熱っぽいの他にも頭痛気怠さ吐き気眠気といった症状を引き起こします。

上記の症状が出たとしても最終生理開始日から3週間後では、まだ着床したばかりくらいの時期なので尿に変化も少なく、妊娠検査薬で調べることはできません。
では風邪と妊娠をどうやって見分けたらいいのでしょうか。
妊娠に備えて薬を飲まずに体調を整える方法と合わせて、じっくり考えてみましょう。

参考:福岡産婦人科情報館
http://www.f-fujinka.com/pregnancy/

寒気からの発熱…妊娠の兆候かも

風邪の引き始めの症状と言えば何が浮かぶでしょうか。咳や鼻水も代表的ですが“ゾクゾク”と寒気を感じてからの発熱、経験ありますよね。妊娠を意識していない時だと「症状が悪化しないうちに」と急いで薬を探すところですが、命を待ちわびている女性はそうはいきません。そんな時は落ち着いてまず体温測定、それから身体が快適だと感じる温度の部屋でゆっくり休み呼吸を整えます。

ウイルス性の熱であれば関節痛がはじまったり高い熱が出たりと、急激な体調変化があるかもしれません。微熱が続きなんとなくツライという状態であれば、妊娠兆候による発熱の可能性がありますので様子を見守りましょう。

普段基礎体温を測定していないという方も今からでも遅くありませんので、毎朝の体温を記録してみて欲しいです。冬の体温の低い時期と夏の暑くてほてりやすい時期では、平熱に若干の差がでるかもしれませんが、毎日体温を測ることで一時的な発熱なのか妊娠による微熱なのかを判定する基準になるのです。

参考:本牧レディスクリニック
http://www.honmoku-ladiesclinic.com/menu/birth/

咳・鼻水・喉の痛み やっぱり風邪かな?

 

妊娠の可能性を信じてツライ症状に耐えていても、咳や鼻水、喉の痛みが増してくるようだとやはり風邪かなと思いますよね。一般的に風邪の原因はウイルスなので、喉の炎症やそれに伴うが見られると風邪である確立が高まります。関節痛を伴うような高熱も、インフルエンザなどのウイルス感染が疑われるため検査が必要ですね。

この症状であれば妊娠、この症状であれば風邪という明確な判断をすることは誰にもできないので、症状が増えてもモヤモヤは消せません。鼻水に関しては“妊娠性鼻炎”という女性ホルモンが鼻粘膜の血管や自律神経に作用して起こる鼻炎もあるので、これまた判別が難しくなってしまいますね。
風邪と妊娠…似ても似つかない様なイメージですが、なぜ同じような症状が出るのでしょうか。

参考:かめやまクリニック
http://www.kameyama-cl.com/qa/006.html

妊娠兆候と風邪の症状が似ているわけ

妊娠による身体の変化の大半は【ホルモン】の影響によるものです。ホルモンの分泌量が増えると様々な症状が現れます。妊娠ホルモンとも呼ばれるプロゲステロン(黄体ホルモン)体温を上昇させることで、“妊娠を継続しやすい状態”が作り出されます。高温期が続いているのを微熱と感じてしまったり、眠気や気怠さで疲れやすくなっているので体調不良ととらえてしまうのですね。また自律神経も乱れがちなので、免疫低下を招き風邪のような諸症状が出てしまうということもあります。

ホルモンによる体調不良は薬を飲んでも改善は見込めませんので、たっぷり水分摂取し身体を温め、ゆっくり休むことを最優先にしましょう。

参考:六本木レディースクリニック
https://www.sbc-ladies.com/column/taigaijyusei/1009.html

病院へ行くべき? 薬は飲んでいいの?

最近は何科を受診しても“妊娠している可能性はありますか”という質問がカルテに記載される時代です。妊婦さんでは検査も処方も限られているため、風邪でも胃腸が悪くても基本的に産婦人科にて診察します。
ただし妊娠超初期となるとまだどこの産科を受診するかも決まっていないため、どう対処していいか悩んでしまいますね。妊娠しているかもしれないとはいえ、すべての服薬が禁じられるわけではありません。熱が高い・咳が止まらないなど症状が強い時はムリせずにかかりつけの内科やクリニックを受診しましょう。妊娠の可能性があることを伝えれば、適切な治療を受けることができるはずです。

着床したばかりのこの時期は、薬の影響は薄いとされていますができるだけ飲みたくないと考える女性がほとんど。自己判断で市販薬をたくさん飲んでしまうと、後に心配の種になってしまうかもしれませんので、お薬を飲む場合は医師の指示を仰ぎたいですね。
漢方薬や外用薬をうまく用いて、ツライ症状の緩和ができれば心身ともに安心できるはずです。

参考:くすりの適正使用協議会
https://www.rad-ar.or.jp/use/maternity/index.html

風邪っぽいと妊娠に影響する?

寒気妊娠のせいかもしれない、ということはわかりましたが、この症状は放置しても赤ちゃんに影響はないのだろうかと不安がよぎりますよね。日常生活に支障がない程度の症状であれば、妊娠検査薬が使える時期までの期間様子を見守るというスタンスでいいと思います。
問題は激しい咳で強い腹圧がかかってしまうことや、38℃を超える高熱が続き脱水症状に陥ってしまうことです。また40℃近い高熱であれば有無を言わさず受診が必要ですので、妊娠の可能性を伝えてドクターに相談しましょう。
症状が長引き体力を消耗してしまう事態は避けたいので、しっかりと栄養を摂取・快適な室温・質のいい睡眠を心がけ、漢方薬の力を借りるなどして一刻も早く乗り切りたいですね。

妊娠超初期の一番の敵は“ストレス”です。気にするなというのはムリな話、できるだけプラスに考えるいい癖を身に着けたいものです。

妊活~妊娠~出産まで、赤ちゃんの成長・育児のはてな・自分自身のこと…不安や悩みはテンコ盛り。加えて体調不良も襲ってきますので、明るく楽しくハッピーに過ごすのは至難の業かもしれません。

赤ちゃんのために…とあらゆることに気を配るのは大切で必要な配慮ですが、まずはママの心と身体が健康であることが最優先です。

妊娠の兆候にどんな症状があり、どう対処したらよいのか。また受診が必要な重篤な症状とはどんなものなのか、少しずつ学んでいき妊娠に備えておきたいですね。

これまで紹介した「妊娠超初期症状」に関する記事はこちら。
「妊娠超初期のおりものに注目! 子宮が変化しているサイン?」
「妊娠超初期に下痢しやすいって本当? 妊娠に影響はないの?」
「この頭痛は妊娠のサイン? 超初期の頭痛は薬を飲んでも大丈夫?」
「いつもより腰が痛い! この腰痛は妊娠超初期症状なの!?」

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