どうしてつわりは起こるの?

つわりは妊娠初期に起こる食欲不振嘔吐などの症状を言います。
妊娠5週目から始まることが多く、症状がピークに達するのはおおよそ8〜10週目
始まる期間はだいたい変わりません。しかし終わる時期には個人差があるそうで、平均は12〜13週目、長ければ20週目までつわりが続くことも。

実はつわりのメカニズムは、はっきりと解明されていません。
一般的には、妊娠によるホルモンの分泌の変化が原因だといわれています。
受精卵を発育させるために性線刺激ホルモンが胎盤から多く分泌されていて、このホルモンが中枢神経を刺激しているためつわりが起きているんだそう。
また、つわりの重さは妊婦さんを取り巻く環境も影響しています。

    

吐き気だけじゃない! つわりの種類と対策

ドラマではよく女性がトイレで吐いている吐きづわりのシーンがありますよね。
しかし、実際の妊婦さんはそれぞれ違ったつわりの症状があるのです。
大きく分けると4種類。それぞれの特徴と解消方法を紹介します。

    

においづわり

食べ物や体の臭いなどに敏感になるのが特徴。
炊きたてのご飯や人工的な香料など、ある特定のものだけに吐き気を起こしてしまうこともあるとのこと。苦手な食べ物はなるべく避けて、身の回りの嫌いなにおいは好きなにおいに変えてください。
そのほかにも、マスクをすることやこまめに換気をすることも大切です。

    

眠りづわり

1日中眠くて、精神的にも憂鬱な状態が続くのが特徴。
時間があれば、眠いだけ寝て大丈夫です。お仕事をしている方は少し外に出たり、10〜20分の仮眠をとったりして気分をリフレッシュするのがオススメです。

    

吐きづわり

食欲がなくなったり、食べるとすぐに吐いてしまうのが特徴。
一般的によく知られているつわりですね。吐きづわりの症状がある妊婦さんが、よく赤ちゃんのためにムリに食べて体調不良を起こしてしまう場合があります。
実は、赤ちゃんにはママがすでに持っている栄養がいくので、食べなくても問題はありません。体調が優れている時や食べたい時に、しっかりと食べられば大丈夫なので安心してください。もしも嘔吐をしてしまった場合は、体の水分量が減ってしまうので必ず水分補給を。
また吐きづわりの症状を持つ妊婦さんの中には、さっぱりしている炭酸水やフルーツだと口に入れられる人は多いそうです。

    

食べづわり

吐きづわりとは逆で、お腹がすくと胃が気持ち悪くなってしまうのが特徴。
ずっと食べ続けることには、大きな問題はありません。しかし、出産後の体重が大幅に増えてしまう可能性も。
なるべく低カロリーなものや噛み続ける時間が長い食べ物を選ぶといいですね。

    

つわりを和らげる食べ物

つわりによる嘔吐や食欲不振に効果があると言われている食べ物を紹介します。

    

しょうが

つわりを和らげる食べ物として有名ですよね。
海外でも、つわりに効果があるという多くの研究結果が発表されているとのこと。しょうがには、胃液の分泌を促進して消化吸収を高めることで嘔吐を抑える効果あります。
例えば、炭酸水にすりおろしたショウガを入れた自家製ジンジャーエールやショウガ湯、冷ややっこに大量なおろしショウガなど。気軽にできるものが多いので、ぜひお試しください。

    

ビタミンB6


制吐作用に効果があるという研究結果が多くあります。
ビタミンB6は体に必要な成分で、不足している場合は食欲不振になってしまうのです。
多く含まれることで有名な食材はかつおやまぐろなどの魚類、またはレバーや肉などの肉類。ただ、妊婦さんはかつおやマグロなどの魚類に含まれる水銀、レバーに含まれるビタミンAを過剰摂取するとお腹の赤ちゃんに影響があるので、量を調整してくださいね。
果物ではバナナに含まれています。

    

葉酸

お腹の赤ちゃんが健康に成長のために必要な葉酸は、つわりの症状を軽減するという報告もあります。ママと赤ちゃんで一石二鳥な効果ですよね。
葉酸が多いと言われている食材はレバーや枝豆、ほうれん草、ブロッコリーといった緑黄色野菜、いちごなどです。
妊婦さんの中にはサプリメントで補給する方が多くいます。

関連記事
→「つわり軽減対策に葉酸を!」

    

ツボやアロマでつわり時期も気分転換

つわりは風邪のような病気ではないので、病院で処置してもらえば必ずよくなるものではありません。
しかし、ツボアロマなどで軽減されることがあります。

つわりに効くツボといえば、内関(ないかん)がよいというのが有名ですよね。
内関は、手首の付け根に指三本を揃えて置いたときの手首中央にあるツボです。嘔吐や胃痛を緩和する作用があると言われています。
ただ、実は「症状=症状に合うツボ」というわけではなく人それぞれの症状や身体を加味して、効くツボの場所が決まるとのこと。
まずは鍼灸院の先生に処置してもらうことがオススメです。

また、つわりにはグレープフルーツなどの柑橘系の匂いがよいと言われています。
グレープフルーツに多く含まれるリモネンが消化器の働きを促進。グレープフルーツのさわやかな香りにはリラクゼーション効果もあり、ストレスを緩和してくれるのです。
最近はアロマテラピーを行っている病院も多いんだそう。
体が疲れ気味なら、アロママッサージに行ってみるのもいいかもしれませんね。

参考:日本看護研究学会雑誌
http://www.jsnr.jp/test/search/docs/103004001.pdf

参考:浜松医科大学
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17659686/

    

つわりに苦しむ妊婦さんへオススメのプレゼントは?

毎日つわりでツラそうな娘さんや奥さんを少しでも助けたいですよね。
仕事帰り奥さんに、あるいは妊娠中のお友達には、食べ物の差し入れだとアイスクリームやゼリー類などがつわり時期でも食べやすいので喜ばれるそうです。保存が効くのもいいですね。

    

    

そのほかにも、つわりが緩和するアイテムがあるのでいくつか紹介します。

    

ルームフレグランス

柑橘系のルームフレグランスによてリラックスモード。ただ、アロマの中には子宮収縮効果があるものも。事前確認が必須です。

    

マスク用アロマスプレー

感染病予防や匂いに敏感でマスクをつけている方も多いですよね。そんな時でもいい香りで落ち着くように。

    

ワンピースのパジャマ

お腹の締め付けに敏感になったりするので、お家にいるときはらくらくリラックス。

    

つわりを軽減ブレスレット

吐き気に効くといわれる指圧バンドで、乗り物酔いなどにも効果があるそうです。
効果には個人差があるようでうが、興味があれば試してみてください。

    

    

つわりでツラそうな家族や友人を見ると、なんとかサポートしてあげたいと思いますよね。
プレゼントでなくても、家事を少し代わってあげたり何気ない気遣いをしたりするだけでも喜んでくれるのです。
ちなみに、わたしは姉が妊娠初期の時はおつかい係をしていました。

精神的にもナイーブになりやすい時期なので、どんな形でも妊婦さんの家族や友人が寄り添ってあげられるといいですね。

    

こんな時はコレ! 私を救ったつわり対策体験談

はっぴーサポーターの子供がいるママ達に、独自のつわり対策を聞いてみました!

    

野口式つわり対策

吐きづわりで2日酔いがずっと続いている感じ。ビタミンB6が良いと聞いたので、ビタミンB6が入った炭酸ジュースを飲み続けていました。あと、人と話すと気がまぎれるので友達に遊びに来てもらうこともありましたね。

    

大津式つわり対策

1人目の時、結構つわりがひどく毎日のように吐いていました。食べられるときはゼリーとかスルッと飲み込めるものを口に入れていたかも。ただ、いつ吐くかわからないからエチケット袋は必ず持っていました。

    

植村式つわり対策

食べないと気持ち悪いけど、食べても気持ち悪い。できるだけ寝てごまかしていましたね。外に出ないといけないときは、小さめのおにぎりをカバンに忍ばせて空腹感を防ぐようにしていました。

    

様々なつわりの対策を紹介してきましたが、何か参考になる方法はありましたか?
つわりの症状は妊婦さんの数だけあるといわれているので、一概にこれをやっておけば大丈夫という方法はありません。
自分に合わない方法はすぐやめて、合う方法だけを取り込むなどいろいろ試してみるのがオススメです。

対策に加えて、つわりは赤ちゃんが成長している証拠だからと自分に言い聞かせてみると、気持ちが穏やかになるかもしれませんね。

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