注目されるEPA、どんな栄養素?

“油”と聞くと、あなたはどんなイメージが浮かんできますか?
太るイメージ?
ぎとぎとしている?
料理に使う?

いろいろあると思います。
特に、カロリーが高くて太りやすそう。油の摂取は極力避けたい・・・などなどマイナスなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
なんと、今回ご紹介する「EPA」は油の一種なんです!

そこで、読み進めていただく前に“油”への考えを変えていただこうと思います。
ただ一つこのイメージを心に留めて読み進めてください。
【人も機械と同じ。適した油をさしてあげないと機能が悪くなる】
これは油に対する私の持論ですが、健康維持のために油成分は必要不可欠なのです!

EPAは身体に必要な油成分一種で必須脂肪酸というグループに分類されています。
必須という名前からして大切だということが伝わってきますよね。
しかし、必須と言ってはいるものの人の体内ではほとんど生成することができない成分なんです・・・。

「えぇ!?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
自分で作れないなら、外から摂り入れればいいだけの話ですよね。
実はこのEPAは、主に青魚の油に多く含まれる成分なんです!
では、このEPAが身体にどのような効果があるのか気になりますよね?

【EPAの主な効果】
体の中でプロスタグランジンという物質に変化し、これが血液を固まらせにくく、血液をさらさらにすることから、抗血栓作用の効果が期待されています。

EPAについて、ここまでの話をまとめると

・必須脂肪酸の一種である
・青魚の油に含まれている
・人の体内ではほとんど生成されない
・血液をさらさらにしてくれる効果がある

健康に役立つ油成分だとわかると、積極的に摂取していきたくなりますよね!

参考:DHA・EPA協議会
http://www.dhaepa.org/q_and_a.html

   

血液さらさらは本当? イヌイットの秘密

先ほどご紹介した「血液サラサラ」効果について有名な話があります。

イヌイットという民族を知っていますか?
カナダ北部やグリーンランドといった極寒の地で生活している彼らは、ほとんど野菜を食べられないそうです。極寒の地ですから、野菜を作ることなんてなかなかできませんよね。
しかし、彼らには血栓や心筋梗塞といった血栓性疾患の人がほとんどいなかったそうです。それは「野菜を摂らなくても、血液がサラサラ」ということを示していました。彼らの主食は魚肉および海肉中といったEPAを豊富に含んだもので、それによる効果で血液をサラサラにしていることが分かっています。

EPAを摂ることで得られる効果は血液がサラサラになるだけでなくそのほかにも以下の効果が期待できます!

・中性脂肪値を下げる
・血管年齢を若く保つ
・心臓病や脳梗塞を防ぐ
・動脈硬化予防

健康と言えば「野菜」のイメージですよね?
しかし、イヌイットの住む土地は極寒の大地・・・そういった背景も影響してか、野菜はほんど食べていなかったそうです。

それでも健康維持できているとは・・・さすがEPA!(EPAだけの結果とは限りませんけどね)。

   

スポーツにも効果が? 強くて丈夫な体のために

このEPA、実はスポーツの場面でも効果が期待できるんです!
運動をする際に大切な点をカバーしてくれるのがEPAのすごいところ。

例えば、運動に取り組む人が求める要素って
・持久力
・丈夫な身体
・ダイエット
などが考えられますよね。

先ほどご説明したEPAの「血液をさらさら」にする効果で叶えてくれるんです!

   

持久力アップ

運動をするとき、筋肉は収縮します。収縮するということは、その分血管は圧迫されて血流が減少します。しかし、運動には酸素が必要・・・。酸欠状態になるほど持久力が低下するわけですから、血液をさらさらにすることで、より多くの酸素を体中に送り届けてあげられますね。

   

丈夫な身体・ダイエット

血液中のEPAの比率を上げることで運動時に発生する炎症物質を抑制したり、脂質代謝を促進して、体脂肪を減少させたりといったさまざまな効果があるそうです。

身体にいいモノ・悪いモノどちらも「血液の流れ」が大切というワケですね!
それを叶えてくれるEPAはスポーツに限らず、もっと幅く効果を期待できると思います。

参考:ニッスイ
http://sara2.jp/epa/power/sport.html

   

赤ちゃんのために妊娠中や産後もEPAは必要?

ここで気になるのが「赤ちゃんとEPA」についてですよね。
結果から伝えると、赤ちゃんのために妊娠中産後もEPAは必要です!

特に、妊娠中はへその緒を通して赤ちゃんに栄養が届けられますから、血液がサラサラになることは赤ちゃんのためにも大切!

あと、授乳期中も必要となるんです。母乳はママの血液が材料ですので、さらさらで健康的な血液でできた母乳を飲ませてあげたいですよね。

   

魚を食べればOK?

冒頭でご説明しましたが、EPAを豊富に含んだ食材は「青魚」です。
お魚料理のバリエーションってかなりありますよね。自分のため家族のためにも青魚をとり入れたメニューを考えなきゃ。
・・・と、考えられている方・・・ちょっと待ってください!!
こんなに素敵な「EPA」にも実は【弱点】があります!

「EPAは熱に弱いこと」

・・・「あぁ、それ知ってます。」と思った人もちょっと待ってください!!
実はEPAは「熱」に弱いのではなく「酸化」に弱いんです。
熱を加えて調理することで、EPAを含んだお魚の油が流れ出でしまったり、熱で酸化が促進されてしまうので風味も劣化してしまします・・・。

日本農芸化学会(2016)が発行している資料にも「特に魚油の場合には、酸化のごく初期からさまざまな酸化物、特に低分子の揮発性成分が生成するため,風味劣化が顕著となる」と記載されています。
そうなると、お魚の食べ方もかなり限られますよね。

そこで、オススメなお魚の食べ方をご紹介。

・刺身
・カルパッチョ
・缶詰(鯖缶など)

刺身などの生のもの、または酸化されない状況で調理されている缶詰などは特にオススメです!

   

EPAを上手に摂って、イキイキした毎日を!

先ほど、お魚のオススメな食べ方についてご紹介しましたが、あれらはあくまで「お魚の食べ方」に限った話です。
「EPAを摂ること」でなによりオススメなのがサプリメントからの摂取!

その理由は3つあります。

   

EPAの推奨摂取量と過剰摂取

コレ!といったDHA・EPAの摂取量の目安は定められていませんが、厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では目安が記載されていました。n-3系脂肪酸(DHA・EPAなど)の摂取目標は以下の通りです。

・成人男性:2.0g~2.4g
・成人女性:1.6g~2.0g
・妊婦  :1.8g

過剰摂取の心配はありませんが、毎日の摂取が推奨されていることからもサプリメントでの摂取であれば毎日続けやすいというメリットがあります。

   

お魚に含まれる水銀

特に、妊婦の方に当てはまるお話ですが水銀の摂取は量によって赤ちゃんに悪影響があります。
厚生労働省の発表では「刺身・切り身80gが1週間の摂取上限」だそうです。できる限り水銀の摂取は避けたいところですよね。

   

お魚に含まれるビタミンA

ビタミンAはそもそも健康のためには必要となる栄養素の1つですが、妊婦の方が過剰に摂取してしまうと赤ちゃんに先天異常が起こる可能性があるとされています。
特に、お魚やレバーといったビタミンAを多く含んだ健康食品や薬剤は摂りすぎないことが大切。

妊活・妊娠を意識して作られたサプリメントは、こういった栄養素の過剰摂取の危険性を考えて作られているので、推奨の粒数だけ飲むことでほとんど手間なくEPAを摂取できるんです。

EPAを摂り入れて、イキイキした毎日をおくっていきましょう。

参考:DHA・EPA協議会
http://www.dhaepa.org/q_and_a.html

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