葉酸サプリ、飲んでいなくても大丈夫?

最近では、妊娠中の女性たちの間で当たり前になった「葉酸サプリ」。
国際機関レベルで推奨されている成分ではありますが、必ず意識して摂取しなくてはならないものはなのでしょうか?
そもそも葉酸サプリの必要性がわからないと、摂る気にもなりませんよね。
それでは、なぜ国際レベルで妊娠中の女性たちに推奨されているのか詳しくご紹介していきます!

妊婦さんといえば、、、「お腹の中の赤ちゃん」!
お腹の中の赤ちゃんにとっても大切な効果があるから、妊婦さんたちに推奨されているんです。

その効果とは「先天性の疾患になるリスクを下げてくれる」というもので、特に神経管閉鎖障害などの発症リスクを下げてくれます。
「リスクを下げる」という表現で紹介していますが、より正しく表現すると「葉酸が不足してしまうとリスクが高くなる」ということなのです。
つまり、妊婦さんの葉酸が不足すると赤ちゃんの先天性の疾患発症リスクが高まってしまうというワケですね。

健康的な赤ちゃんを産んであげるためにも葉酸が必要なのはわかりましたが、いったいどのタイミングで妊婦さんたちは葉酸を摂取すればいいのかご存知ですか?

葉酸には細胞の生成や再生を助け、体の発育を促す効果があることから、お腹の中で赤ちゃんの成長(細胞分裂)が活発な妊娠初期(4週〜12週)が特に理想的な摂取タイミングです。
これはあくまで妊娠中の話ではありますが、細胞の生成や再生などに効果がある葉酸の摂取は、実は日常生活を送っている老若男女すべての人に必要な栄養素。

普段から摂取することは何より大事なことですが、これから授かりたいと思うママにもぜひ早めに意識して摂り始めて欲しい栄養素なのです!

参考:葉酸と母子の健康を考える会
http://yo-san.jp/aboutyosan/

   

食事だけで葉酸を摂ることは可能?

こんなにも大切な栄養素である葉酸ですが、いったい普段の食生活の中でどのように摂取されてきたのか気になりますよね?

そもそも葉酸は1941年にホウレンソウの中から発見されたそうです。
ラテン語の「葉」を意味する「folium」と「酸」を意味する「acid」から「葉酸(folic zcid)」と命名されています。
葉酸という名前やその由来からも、植物系の食べ物に多く含まれているイメージが持たれることが多いですが、実は動物性食品である牛や豚のレバーなどにも多く含まれているんです。

かなり身近な食品に含まれているので「サプリでわざわざ摂らなくてもいいんじゃない?」と思われる方もいることでしょう。
ここでまず知って欲しいポイントは「葉酸は食材からの摂取が難しい」ということ。
なぜ難しいのかというと、葉酸は水溶性ビタミンの一種熱に弱い性質が原因なのです。

まず、水溶性ビタミンということは「水に溶け出しやすい」ので調理の過程でどうしても葉酸が流れ出てしまいます。
熱に弱いというのは調理の中でかなり致命的な要因ですよね・・・
妊婦さんに推奨されている1日の葉酸摂取量は400μgとされています。
ちなみに、ホウレンソウ100gに210μgの葉酸が含まれていますが生で食べる・・・のは厳しいですよね?

意識して摂取しても推奨量を摂るが難しいということを、理解しておくことも大切なこと。
せっかく意識して葉酸を多く含んだ食材を食べていても、摂っているつもりで摂れていなかったなんて悲しいですからね!

参考:農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/fs/diet/nutrition/vitamin/column2.html

   

厚生労働省が推奨する葉酸の“種類”とは?

葉酸が発見されたのは1941年と紹介しましたが、日本国内で葉酸の認知度が高まったのは平成になってからなんです。

欧米を中心とた諸外国では、神経管閉鎖障害の研究が進められており妊娠可能な女性の葉酸摂取を勧告しています。
そんな中、日本では諸外国に比べ神経管閉鎖障害の発症率が低かったこともあり、あまり認知されていませんでした。
しかし、平成11年に報告された神経管閉鎖障害に関する研究で国内での発症が増加傾向であることが報告されたこともあり、葉酸の必要性について厚生労働省をはじめ国内で検討され推奨されるようになりました。

このように世界各国で推奨されている葉酸ですが、ひと言で葉酸といっても葉酸には種類があります。
野菜などの食材に含まれているポリグルタミン酸型(天然)葉酸と、サプリメントや加工食品などに含まれるモノグルタミン酸(合成)葉酸の大きく2種類に分けられます。

こういった場合、「合成」よりも「天然」の方がいいイメージを持つ人が多いかもしれません。
実は、厚生労働省で推奨されている葉酸は「合成葉酸」なんです!
天然葉酸は、水や熱によって摂取量が減少してしまうだけでなく吸収効率が低いという特徴があります。
しかし、合成葉酸はサプリメントなどの形でそのまま摂取できるので水に流れ出たり熱にさらされることはなく、吸収率もいいのです。
合成葉酸から摂取することを推奨されている理由も納得ですね!

参考:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3a3-03c.pdf

   

つわりにも効果があるって本当?

赤ちゃんに必要な栄養素である葉酸ですが、もちろんママ(女性)にも嬉しい効果があるんです!
その中で有名なのが「つわりを軽減してくれる」という効果!

妊娠中のママにとってつわりってキツイものですよね・・・
筆者である私は男性で実際に体験したことはないので説得力にかけるかもしれませんが、そのキツさは身内や知り合いから聞いています。
葉酸は自律神経を整えてくれる「セロトニン(幸せホルモン)」の生成に深く関わっていて、精神が安定しやすくなることでつわりの軽減につながります。
また、葉酸に含まれる「ビタミンB6」は乗り物の酔い止めに含まれる栄養素で、吐き気の改善効果があります。
つわりのキツさを緩和してくれるというワケですから、ママたちにもぜひ摂ってほしい成分なんです!

葉酸にはつわりだけでなく「貧血」にも改善効果があるんです!
貧血の改善のためにはまず血の量を増やすことが大切。
造血作用といえばビタミンB12が有名ですが、それと並ぶほど葉酸の造血作用も注目れていて「造血のビタミン」ともいわれています。
このように、葉酸には赤ちゃんだけでなくママにも大切で嬉しい効果があるんです!

妊活・妊娠の目的以外にも「貧血」に悩む女性の頼れる栄養素ってワケですね。

   

なぜ産後まで飲んだ方がいい?

妊娠中は特に摂取することを推奨されている葉酸ですが、実は産後も摂取する方がよいというのをご存知ですか?
もちろん、赤ちゃんに葉酸サプリを直接飲ませてあげるワケにはいきませんよね。
ですから、産後は母乳から葉酸を赤ちゃんに与えてあげましょう。

   

赤ちゃんの細胞の生成を活発に

産後(特に生後1年くらい)の赤ちゃんの成長は著しく活発です。その時期に、葉酸をしっかり摂れていると細胞の生成を促してくれるんです!
妊娠中だけでなく産後もぜひ摂り続けたい栄養素「葉酸」は本当にすごいですよね!

さらに、産後に飲むことで嬉しい効果がまだあるんです!

   

質の良い母乳作れる


母乳は血液から生成されるので、葉酸の造血作用によって量が増え、母乳の栄養価が高いものになります。

   

産後ママの回復効果

出産後の女性はホルモンバランスが乱れやすく、産後うつや肌荒れに抜け毛といった症状が現れる方もいます。ホルモンバランスを整えてくれる葉酸の効果で、回復を促してくれます。

   

美容効果


葉酸の細胞の生成と再生の効果や新陳代謝を促してくれる効果によって、お肌のターンオーバーを整え美容効果が得られます。

葉酸は妊娠中だけでなく、産後の赤ちゃんとママにとってこんなにも大切な栄養なんです!

   

葉酸サプリの効果的な飲み方

こんなにも嬉しい効果がいっぱいの葉酸ですが、せっかく飲むなら効果的に摂り入れたいですよね。
葉酸を摂取する最適なタイミングは、特に決められていません。
サプリメントの場合、指定された量を1日複数回に分けて飲むことがオススメです!

注意点としては、葉酸の摂取には上限というものがあること。
妊婦の場合1日400μgの摂取推奨量がありますが、1,400〜1,500μgあたりの上限があります。普段の食事からはそうそう超えることのない量なのでそこまで気にする必要はありません。
サプリメントの場合は、しっかりその商品にあった推奨量をしっかり守って飲んでいれば大丈夫。

つまり、葉酸サプリの摂取は毎日決まった量を決まった時間にしっかり飲むことが大切ということですね!

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