妊婦は飛行機に乗っても大丈夫?

もしものことを考えると、妊娠中に飛行機に乗るなんて…と不安に感じる方もいるかもしれません。
しかし仕事旅行里帰り出産での帰省などで、どうしても飛行機に乗らなければいけないという方も多いのではないでしょうか。

妊娠中でも、その時期や状況、医師の判断によっては飛行機に乗ることは可能です。
ではどんな条件をクリアしていれば、安全に飛行機を利用することができるのでしょうか。
安心して飛行機に乗るための注意事項や妊娠中の飛行機利用のリスクについてなど詳しく見ていきましょう。

   

安定期ならOK? いつまでだったら乗れるの?

妊娠中に飛行機が利用できるとしても、一番気になるのはその時期について。

妊娠初期といわれる6~7週の頃はまだ妊娠が安定せず、流産の危険性もあります。また、11週頃まではつわりがある場合も。
ですのでこの時期の飛行機の利用は、母体にも負担がかかるのであまりオススメできません。万が一どうしても飛行機に乗らなければならない場合は、かかりつけの医師に相談の上利用するようにしましょう。

では安心して飛行機に乗れる時期ってあるのでしょうか。
もっとも安心して乗れるのは、安定期と呼ばれる妊娠16週頃から28週に入る頃までといわれています。この時期は体調が安定している妊婦さんも多く、検診で順調であれば安心して飛行機に乗ることができるでしょう。

これ以降の妊娠後期と呼ばれる時期はお腹も大きくなり、長時間同じ体勢でいることで体にとても負担がかかります。また、大きなお腹で膀胱が圧迫されることによってトイレが近くなることも。
里帰り出産を予定していて飛行機を利用する場合は、一番安心して乗れる安定期に帰省することをオススメします。体調も安定している時期であれば、もし一人で飛行機に乗らなければいけない場合であっても、精神的にも落ち着いて安心して空の旅が楽しめるのではないでしょうか。

また、出産予定日以降の飛行機の利用については航空会社によって医師の診断書または同伴が必要になる場合や搭乗できないこともあります。
事前に利用する会社のホームページで確認するようにしましょう。

   

妊娠中に飛行機に乗ったらどんなことが心配?

普段と同じように生活していても、妊娠中はやけに疲れやすかったりむくみやすかったりということがあります。妊娠前との身体が変化している状態で、飛行機に乗るのは少し不安ですよね。ではその場合にどんなリスクがあるのでしょうか。

飛行機では長時間同じ体勢で過ごすことで、血流が悪くなりエコノミー症候群を招く恐れがあります。妊娠していると特に足がむくみやすくなるので、意識的に足を動かして軽い運動をしたり、定期的にトイレに立って適度に体を動かすことをオススメします。
また、飛行機の中は乾燥しているのでこまめに水分をとるよう心がけましょう。

長時間密室の中にいることで風邪やウィルスに感染する可能性も。なるべくマスクを着用し、予防しましょう。
妊娠中は膀胱が圧迫されることでトイレが近くなったり、安定期でも乗り物酔いでつわりがぶり返すことも。そんなときのために、なるべく通路側の席をとると安心ですね。

   

金属探知機は胎児に影響はない? 気圧、放射線はどう?

妊娠中の飛行機利用で気になることのひとつ、金属探知機について。
そもそも妊娠中は病院でのX線検査は胎児に影響があるのでNGとされています。
では空港で行う手荷物検査や金属探知機の利用は問題ないのでしょうか。
ずばり、これに関しては妊娠中でも体に影響はないとされています。
ただ、どうしても気になる場合は、手での身体検査に切り替えてくれることもあるそうなので空港職員の方に相談してみてくださいね。
上空での放射線量についても、胎児に影響を及ぼすことはないとされているのでご安心ください。

気圧についても、妊婦さんに特に大きな影響はないとされています。
ただし、炭酸飲料の摂取は気圧によってお腹が膨らんで張りやすくなるので控えましょう。
また、気圧の変化片頭痛や足のむくみを引き起こす事があるということを頭に入れておくと、突然の体調の変化があった場合でも落ち着いて対処できるので安心ですね。

   

国際線は? 海外旅行のリスク

海外へ行くための国際線の利用には、国内線と違って規定があります。
多胎妊娠早産の経験、またはリスクがある妊婦さんには医師の診断書や医師の同伴などの搭乗条件があるので注意が必要です。これについては各航空会社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

国内線と同じように国際線も搭乗に問題はありませんが、長時間のフライトは体にも負担がかかります。
また、海外で万が一トラブルが起きて現地の病院に入院なんてことになった場合、帰国できなくなる恐れも。なれない土地での食事で食中毒になったり疫病にかかる可能性もあります。
できれば妊娠中の海外への渡航は控えたいところですが、どうしても行かなければならない場合には念のため海外旅行保険に入っておきましょう。
海外での医療費はかなり高額になります。保険に入っておくことで一部負担はあるものの、残念ながらほとんどの場合、出産、早産、流産など妊娠に関わる費用は補償されません。まれに、滞在期間によっては条件付きで補償してくれる保険もあるので、確認して加入しておくことをオススメします。

   

妊婦が搭乗する際の注意点

最近では、アクティブに活動する妊婦さんも多く、妊娠中に海外に行きたいというかたも多くいます。
安定期に入ると、体調次第では比較的安心して遠出もできますが、飛行機を利用するほどの遠くへ行く場合にはそれなりの負担リスクが伴うことも忘れないでくださいね。
旅行先が国内の場合は、万が一のために常に母子手帳保険証は持参しておきましょう。

日本の大手航空会社では、マタニティサポートママおでかけサポートという名の妊婦さん向けサービスも実施しています。

飛行機の利用にあたって不安なことがあればぜひ事前にご相談の上、体調管理には十分気を付けて、安心して旅行を楽しんできてくださいね。

ANAマタニティサポートはこちら
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/support/family/maternity.html

JALママおでかけサポートはこちら
http://www.jal.co.jp/dom/support/smilesupport/mama.html

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